投稿元:
レビューを見る
タイトルと内容からしてエッセイかと思って読んだが内容は小説仕立て。年収の高いブラック企業を辞めて年収の低いホワイトに転職したら彼女もできて毎日が幸せになりました的な。心の持ちようによって幸せになれますよと。いわゆる学研の漫画的な展開。同意できる主張も多々ありますし僕自身もお金より心だと考えてますが、ご都合主義と宗教くさい物言いがひっかかりました。(読後、著者の略歴みたら納得)。
1時間くらいで読めますので、図書館などで借りて読むにはいいかもです。
投稿元:
レビューを見る
年収300万円で生きていけるのかどうかはかなり疑問。ただ、お金を持ったら、無駄に使わないよう自分を律する気持ちを持つというのが大事かなと思った。
投稿元:
レビューを見る
「夢をかなえるゾウ」のリアル版のような印象。
お金を持つことが夢ではなくて、今あるお金と自分の仕事以外の時間をより大切にすること。それがイコール自分を大切にすることイコール満足感や達成感、幸せ〜♪の図式なんだなあと感じます。
投稿元:
レビューを見る
高校生の子供が読んでるのをみて、さらりと読み始めました。エッセイと感じ違いしましたが、フィクションでした。
結論をいうと、進学校に通い、これから大学受験をする自分の子供が読むのはどうかと思いました。
小さな幸せをこの様に感じるなら、今、勉強を頑張るという説明が親でありながらできなくなります。
というのも、私自身が主人公のようにお金じゃないものの大切さを日々感じながら、金銭的にはどうかわかりませんが、心豊かに暮らせてるからです。
以前は、自分の時間を会社に使ってもらい、年収という形で反映してもらいました。それが全てだったし、なんの疑問ももちませんでした。
今の様な考え方になったのは、海外での生活がきっかけです。
自分の子供には、いきなり”プア充”にたどりついてほしくないし、色々経験をしてほしいと願います。物事は色々な見方があるのですから。
筆者については、サリン事件の事でも記憶があり、個人的にこの方の本の読者になるとは思いませんでした。
投稿元:
レビューを見る
チェック項目8箇所。東洋の宗教では、世間のなかで出世してお金を儲けるのではなく、欲望を抱かず満足して生きる「小欲知足」という考え方があったらしい、プア充は、その「小欲知足」の思想を、現代の日本に適した形にアレンジしたもの、収入が低いからこそ、豊かに安定した生活ができて、楽しく幸せに生きられるという考え方なんだ。この本を読みながら、ちょっと立ち止まって一緒に考えよう、今の生活を続けた未来に、何が待っているのか、定年後、死ぬまでの間、仕事なしで何を楽しみに生きていくのか。「会社というのは、株主に利益をもたらすためにあるものだから、株式会社である限りは、成長という使命からは永遠に逃れられないだろう、大きな会社であればあるほど資本も大きいわけだから、プレッシャーも大きいだろうね、みんな、そのプレッシャーにずいぶんと振り回されているわけだ」。「会社の成長使命に、君たち個人が振り回される必要はないんだ。『成長しなければならない』『稼がないといけない』現代社会が作りだしているそんな幻想に、みんな不安をあおられているだけなんだよ」。「余裕がなさすぎて時間の管理ができず、間に合わせるためにタクシーに乗るなんてのも、無駄遣いだな。時間をお金で買うという賢い利用方法もあるからな。だが、時間と心の余裕がないための支出は、無駄な支出といえるだろうな」。「日本は海外に比べて犯罪も少ないし、どこのお店に行ってもサービスのレベルが高く、店員も親切だ。平和な国だから、国民も温和で他人に優しい。極端な話、日本ではホームレスになっても生きていける。社会全体が豊かだから、たいしたお金がなくても生きていける国なんだよ。こんなに生きやすい国はなかなかないだろうね」。「仕事にやりがいを求める生き方も、もちろんあるだろう。だが、そういう人はベンチャー企業や大手の忙しい会社に行けばいいんだ。仕事にやりがいを見出さなくても、世の中に楽しいことはたくさんある。『仕事は、一日の3分の1の時間を費やすんだから、そこにやりがいを見出さないと人生はつまらなくなる』なんてのは思い込みだ」。「世界の宗教の半分は禁欲を基本としている。禁欲しているからこそ、たまに行われるハレの日の行事が、楽しいんだよ。禁欲からの解放だな」、「『待つ』ことは、人間にとって実は意外と大事なことなんだよ。お祭りだって、毎日あったら特別でもなんでもないだろう?」
投稿元:
レビューを見る
プア充、最高。
解説本かと思いきや、本文は小説チックに書かれており、非常に読みやすかったです。
ただプアに生きるということだけではなく、その根底にはしっかりとした思想が横たわっているのを感じた。
投稿元:
レビューを見る
実践するかどうかは人によるとおもうけど、私はいい考え方だなと思った。
自分のしたいことと仕事が直結しない人には読んで欲しい。何も崇高な目的を持って働くことだけが人生じゃない。
何もないなら、偽らなければいいんだよ、と言ってくれてるんだと思います。
投稿元:
レビューを見る
リア充じゃなくてプア充。
高収入じゃなくても幸せに生きていけますよ、という提案。
小説風になっているので読みやすかったです。
なるほどと思う面は多々ありますが、「仕事にやりがいをもとめない」「仕事はあくまで生活の為と割り切る」というのはちょっと同意しかねました。
投稿元:
レビューを見る
なんか色んな事が気になって集中できない本だったというか、まあ集中する必要があるほど密度のある本でもありませんでしたけど例えば
「持ち家なら十何年ごとのリフォームが必要」とかはいったいどんな家に住んでんだ?って感じだし(簡単な修繕を含んだ表現なのか?)、子供にお金がかからないって話のところで地域みんなで子育てをするようになれば保育所に預けて余計な出費をしなくて済むといってるところがあるけれど、病院にかかるお金とか考えてなさそうだな、とか治安とか色々考えると地域に子育てを頼るのは不安な人もいるだろうなとか思ったり。
あとメイド イン ジャパンの品質は成長を休んだらクオリティは下がっていくのではないかな…とか、極め付けは、そうこれが一番気になったんですけど「江戸時代は幕府が倹約を推奨していて」って書いてあるけど田沼意次ーーーー!!って気持ちに…。…でも今調べた範囲だと三大改革は全部倹約令でてたんですね…正しい…のか…?
あと人付き合いの苦手な人間からするとあまり救いのある話ではなかったなと思った。
159
投稿元:
レビューを見る
愛読しているセミリタイヤのブログで紹介されていたので借りた。これ流行ったよな。やっぱ言葉にインパクトがあるからかな。でも宗教学者の人が提唱していたとは知らなかった。まぁ足ることを知るってのは言われてみれば宗教的なのか。日本文化みたいな感じもするけど。内容は既に実践隅と言うか、取り立てて目新しいことはなかった。IT企業とかベンチャー企業でバリバリ働く、なんて到底できないし。しかし自炊がこれほど強く推奨されているとは。まぁお金もかからず、健康に直結するしね。最近のシュークリーム生活は確かに心も満たされないわ。ちゃんとしたご飯が食べたい。規則的な生活は仕事柄難しいけどな。人との縁も少ないし。今の年収は多いけど、月10万前後で暮らせてるもんな。今のとこは家賃が安いしね。ありがたいことだ。私がお金使うのなんか、ライブぐらいだもんな。着々と投資して、優待と配当で暮らすのだ。人の助けを借りろ、というのは確かにと思う。火事になった時も、病気になった時も、郷子さんはプレゼントを贈ってくれたもんな。私もそういう人にならなきゃ。
投稿元:
レビューを見る
よくあるエッセイものかと思いきや、ベンチャーIT企業に勤務する青年が主人公のストーリー仕立てになっていて、とても読みやすかった。「毎日がハレではつまらない」とか「いい人間関係を築きたいなら迷惑をかける」とか、すごく当たり前のことが書かれていて、これが当たり前でない今の世の中の方がおかしい気がした。内容的にはおおむね同意ですが、「仕事にやりがいを求める必要はない」という主張は、ちょっと淋しい気がした。(物語の部分では仕事についても、もっと肯定的に描かれていますが…)。
投稿元:
レビューを見る
確かに最近、人に迷惑をかけちゃいけないという風潮は強い。迷惑・面倒をかけあうことで、人間関係が築かれる。そしてそれが財産。成人式・結婚式は自分のためじゃなく周り(親、お世話になった人)のためにやるもの。
仕事にやりがいを求めなくていい、生活の手段として割り切っていいというのは、そういう考え方もあるんだねと感じるが、やっぱり若いし求めちゃう。
それに昔からの古くてダサい会社、もこれからの時代は大して安定してると言えなくなってくるのでは?
知り合いが、ストレス解消や残業で生じた心や体の不具合を治すために高いお金払っているのでは、何のために働いているのかわからないと感じると言っていたが、まさにそれを思い出した。
投稿元:
レビューを見る
今を生きること
欲望に惑わされないこと
給与=労働×時間
その分仕事に費やしている など
必要以上の欲を持たない
という考え方は共感できた。
欲=不安・嫉妬・劣等感など
マイナス感情を満たすものだとすれば
不安を感じたり、無理したり
そうゆうことはできるだけしないで
いかに心の余裕を保つかということが
1番必要なことなのだろう。
ただ、仕事に対して
やりがいを求める必要はない
というところは共感できなかった。
人生で実現したいことは
プライベートだけじゃない。
もっとより良い社会にしたい
そんな想いからくる仕事に対するモチベーションは、賞賛されるべきもの。
給与は、その結果だったりする。
お金のために働くのではなく
逆に給与が低くてもいいという考えでもなく
世のため人のため働いていたら
お金がついてきた
必要以上の分は困っている人に寄付
そんな生き方ができたらいいな
と、個人的には感じた。
投稿元:
レビューを見る
小説仕立てなので、上手くいきすぎてるだろ、というツッコミはあるが、「お金が全てじゃない」という意識付けを考えるにはとっつきやすい一冊。
残業ってなんのためにしているのか、とふと思う。
投稿元:
レビューを見る
今の仕事が辛い人にオススメ出来そうな本.
小説のように進むので読みやすいです.
言いたいことは「年収300万円あれば結婚も出来るし一軒家も住めるし不安に思う必要ない」ということ.
この本だけで行動に移すことは難しいですが,きっかけに出来そうです.
ここからさらに調べるとしたら,会社以外の集団に混ざる方法と人に頼る技術,老後プラン,安く楽しむ方法,プア充劣等感を克服する客観視かな…
【印象に残ったこと】
・プア充を目指すなら古くてダサい会社.
・仕事にやりがいを見出さなくていい.生活のための手段と割り切る.
・生きていく上で「使い捨てられないこと」が大切.そのためには自分の時間をいかに確保し,健全な生活をしていくか自分の頭で考えなければならない.