- 販売開始日: 2013/11/01
- 出版社: 新潮社
- ISBN:978-4-10-116825-8
泣き虫なまいき石川啄木
著者 井上ひさし
東京・本郷の床屋の二階に間借りをし、貧窮と病気に苦悶する石川啄木。唯一の慰みに創作を続ける啄木を、「実人生の白兵戦の真っ只中」へと追いやる生きる苦しみの数々――。妻と母の...
泣き虫なまいき石川啄木
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商品説明
東京・本郷の床屋の二階に間借りをし、貧窮と病気に苦悶する石川啄木。唯一の慰みに創作を続ける啄木を、「実人生の白兵戦の真っ只中」へと追いやる生きる苦しみの数々――。妻と母の確執、禅僧気取りの父、妻の家出と浮気の疑い、親友金田一との訣別……。人生の修羅場で呻吟する啄木の凄絶な晩年を、笑いと感動溢れる戯曲に昇華した表題作の他、「日の浦姫物語」を収録した戯曲集。
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併録されている「日の浦姫物語」の方は良かった
2024/02/25 17:24
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
石川啄木の評伝的戯曲。かなり期待していたが、残念ながらそれほどでもなかった。解説を読むと分かるが、井上ひさし自身の実生活と重ね合わせるところがあったらしい。そのせいかちょっといつもの軽やかさがないように感じた。併録されている「日の浦姫物語」の方は良かった。説教節である。これも解説を読むと、いくつかの物語が元になっているらしくて感心した。