- 販売開始日: 2013/11/01
- 出版社: 小学館
- ISBN:978-4-09-408700-0
考えない練習
著者 小池龍之介 (著)
ベストセラー作品の文庫版を電子化!話題の僧侶による、休脳のススメ「イライラ」「不安」は、練習でなくせる。考えすぎて、悩みがつきない私たちに必要なものは、もっと「五感」を大...
考えない練習
商品説明
ベストセラー作品の文庫版を電子化!話題の僧侶による、休脳のススメ
「イライラ」「不安」は、練習でなくせる。
考えすぎて、悩みがつきない私たちに必要なものは、もっと「五感」を大切にする生活。
それは難しいことではなく、ちょっとしたコツの習得で可能になる。
著者の著作のなかでもっとも実践的と評され、多くのメディアでいまなお取り上げられ続ける本書で、不安のない日常を手にしよう。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
イライラしている人におすすめ
2016/02/18 14:23
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:時短 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日常生活や仕事においてイライラしている人に非常におすすめできる内容。8つの項目別に仏教の教えを現代社会に活かす方法が書かれてあり、実際自分自身も本書の内容を実践したらイライラが不思議と収まった。今この瞬間に集中する、自身の心の動きや体の行動に対し具体的に言葉を貼り付ける、嫌な音や話し声が聞こえてきたら単なる音として認知するなど。
ただし、特に悩みのない人や精神的に疲れている人にとっては本書はむしろ逆効果を示す可能性がある。今まで悩みがなかったのに細かいことが気になり悩みを持つようになったり、精神的に疲れているのにそんな苦しい事できないよ、という気分になる可能性がある。
そのため個人的にはお気に入りの本であるが、まずは立ち読みしてから買うかどうかを決めたほうがいいかもしれない。
穏やかになります
2015/10/18 22:25
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Poohta - この投稿者のレビュー一覧を見る
日常生活の中にある出来事を用いているため、自然に心にしみこんでいく感じで理解でき、穏やかな気持ちになります。
勉強になりました
2022/05/11 17:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アンナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の感情に振り回されたり、いつまでもくよくよしたり、根に持ったり…ということが多い私にとって、カッコにくくる、という発想はとても面白いと思いました。いわゆる「メタ認知」でしょうか。
著者のように、世の中のことに流されず、心を掻き乱されずに生きていけたらいいな…と羨ましく感じました。
いつも近くの森に散歩に行くので、森の中を歩きながら、五感を感じる瞑想をやってみたいです。
ありがとうございました。(あ…あまり言ってはいけない言葉?)元い: いろいろなことを考えさせられ、大変勉強になりました!
考えない人
2012/06/02 11:23
10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る
難しい事は考えないようにして、日々、ボーッとしよう、という事ではなく、もっと五感を大切にしよう、という本。
本書では「イライラ」や「不安」をガマンするのではなく、消していくために、五感を使うようにしよう、と言っているのだが、それとは別に最近、「五感」がそっちのけで、ヴァーチャルなものばかりもてはやされているような気もしていたので、この本に興味を持った。
「よく考える」「じっくり考える」という事は、良い事だとされているが、果たしてそうなのだろうか。
度を越したものは「思考が暴走している」だけではないか、という指摘にはドキッとした。
「脳」は刺激的な事を好む傾向があり、それは「気持ちがいいこと」だけでなく「嫌な事」も方向の違いこそあれ、「刺激的」という点では同じ。
ネットの掲示板やブログなどが「炎上」と言って、乱暴な言葉が飛び交う事があるが、それは「脳」が刺激を求めた結果であるという。
「”これは自分じゃない”と思いつつ出している憎悪こそが普段は出せない自分の本当の姿」
という言葉は、耳の痛い人も多い気がする。
自分の意思でものを考えているように思えるが、実際は「脳」に考えさせられているだけではないか。
ちょっとした事で本来の思考から外れ、関係のないノイズ的な思考が積み重なり、それが原因で、混乱・イライラ・不安がつのっていく事が多い。
それなら、考える事を休める練習をしてみよう、というのが本書の趣旨。
正直、この本で提案された事を全て実行できる自信はない。
ただ、たまにはパソコンなどを使わず、手書きで本の感想の下書きを書いてみるなど、「便利なもの」をあえて使わない、という事をやってみるのもいいかと、思った。