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誘われた花嫁
アレックスは大叔父の葬儀に参列するためにフィレンツェへ飛んだ。大叔父は彼女に債権を遺していた。借金の取り立て先は、この地で農園を営むファルネーゼ家の兄弟だ。葬儀の席で顔を...
誘われた花嫁
誘われた花嫁 (ハーレクイン・イマージュ 魅惑の兄弟)
商品説明
アレックスは大叔父の葬儀に参列するためにフィレンツェへ飛んだ。大叔父は彼女に債権を遺していた。借金の取り立て先は、この地で農園を営むファルネーゼ家の兄弟だ。葬儀の席で顔を合わせた兄弟は、恨みのこもった目をアレックスに向けてくる。とくに兄のリナルドは憎悪の塊だった。どうして私がこんなに憎まれなければならないの?愕然とするアレックスに、兄弟はある企みをしかける。兄弟のどちらかが彼女をものにして、借金を相殺しようというのだ。コインを投げ、誘惑する役に決まったのはリナルドだった。
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ぜひ続編とあわせて
2005/07/12 02:23
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りあ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒロイン、アレックスは大叔父から債権を遺された。
その取立て先は農園を営むファルネーゼ家の兄弟。
顔をあわせた兄弟の兄リナルドは特に恨みのこもった眼差しを向けてくる。
ショックを受けるアレックスだが、
彼女の知らないところで兄弟は1つの賭けをしていた。
コイン投げで負けた方が彼女を誘惑するというのだ・・・。
と、あらすじはこんな感じです。
ここまで読むとこの誘惑があとあと問題になると思いますが、
ヒロインとヒーローの間ではこれは問題になっていません。
ただ最後の辺りでトラブルの元にはなりますが。
舞台はイタリア、
ヒーロー、リナルドもいかにもロマンス小説的イタリア男性です。
いささか傲慢だけど頼りがいのある男性ですね。
リナルドの頑なな心と
父への葛藤をアレックスが解きほぐしていくのが、やっぱりいいです。
リナルドは人知れず
アレックスが債権者であるが故に苦しみます。
途中までは2人は険悪な状態ですが、
想いを告げた後は女性の理想って感じです。
この作品はきっとスピンオフがあるでしょう。
理由は最後の終わり方を見れば解りますよ。