- 販売開始日: 2013/11/15
- 出版社: 小学館
- ISBN:978-4-09-408760-4
逆説の日本史 別巻2 ニッポン風土記[東日本編]
著者 井沢元彦
待望の『逆説の日本史』別巻シリーズ第2弾!大ヒットを記録する歴史ノンフィクションの金字塔『逆説の日本史』が10倍面白くなる「別巻シリーズ」。待望の第2弾は「ニッポン風土記...
逆説の日本史 別巻2 ニッポン風土記[東日本編]
商品説明
待望の『逆説の日本史』別巻シリーズ第2弾!
大ヒットを記録する歴史ノンフィクションの金字塔『逆説の日本史』が10倍面白くなる「別巻シリーズ」。
待望の第2弾は「ニッポン風土記[東日本編]」。
北陸道(若狭・越前・加賀・能登・越中・越後・佐渡)、東海道(伊賀・伊勢・志摩・尾張・三河・遠江・駿河・伊豆・甲斐・相模・武蔵・下総・安房・常陸)の30国のほか、蝦夷、琉球王国、そして日本国のお国柄と気質に迫ります。
ニッポン列島に住む民族は、いつから「日本人」になったのだろうか? 旧陸奥国の青森県には「壺の碑(いしぶみ)」が保存されている。「日本中央」と刻まれたこの石碑は、なぜ京都ではなく「さいはての地」にあったのか。それは征夷大将軍坂上田村麻呂が大和民族とは違う蝦夷の王アテルイを征服した際に建てられたからだという。この事実は、もともと東北地方が「日本」であり、それを「倭(ヤマト)」(大和朝廷)が征服し、国号を奪ったのではないかということを物語っている〈陸奥国の項〉。
その他、「なぜ東海道五十三次に名古屋が入ってないのか」「徳川家康が三河者でなかったら鎖国政策はなかった」……日本と日本人のルーツを辿ります。
著者紹介
井沢元彦
- 略歴
- 1954年名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒。TBS報道局(政治部)記者を経て、作家に。「猿丸幻視行」で江戸川乱歩賞を受賞。ほかの著書に「逆説の日本史」など。
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各地の歴史的トピックス
2021/11/23 17:03
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投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る
○北陸道
・若狭国
古くは御食国と呼ばれ、朝廷に海産物・魚類の供給元として珍重された
・越前国
蓮如が浄土真宗布教の一大拠点“吉崎御坊”を建設したことが、一向一揆の本拠となった
・加賀国
守護大“富樫氏”を滅ぼしたのは一向一揆であり、約100年間“百姓の持ちたる国”であった
・能登国
曹洞宗大本山“總持寺祖院”がある
・越中国
立山を神の住む場所として信仰し、立山を宗教世界に見立てた立山曼陀羅がある
・越後国
長尾家は影虎の代に所領を奪われ、越後に保護を求め関東管領上杉憲政の養子となり、上杉を名乗るようになった
・佐渡国
奈良時代の律令体制下、流罪の地“遠流の地”というありがたくない地位を与えられた
○東海道
・伊賀国
国名は古代にこの地を治めていた伊賀津姫に由来し、大名のいない珍しい国であった
武士も独特な発展を遂げ、“忍者”となった
・伊勢国
伊勢の“神宮”の御祭神は天照大神つまり皇室の祖先神である
神宮とは一般的に天皇家ゆかりの神を祀った神社である
・志摩国
戦国時代に信長配下の九鬼水軍の根拠地であった
・尾張国
日本武尊は白鳥古墳に葬られ、白鳥となって大和に帰った
・三河国
三河者は慎重で保守的であり、堅実な仕事を好む
・遠江国
家康が信玄に生涯最大の敗北を喫したのが三方ヶ原の戦いである
・駿河国
“ふじ”の語源、不二(二つとない)、不尽(煙が尽きない)、竹取物語でかぐや姫のために多くの兵士が集まった(富士)など様々な地名期限伝説がある
・伊豆国
頼朝が流されたのは大島ではなく”蛭ヶ小島”
・甲斐国
甲斐とは“峡”山と山の間の狭い土地という意味
信玄公が神様になったのは、財政を建て直し、治水“信玄堤”に力を入れたため
・相模国
頼朝が中央からの独立構想のもと前線基地として“鎌倉幕府”を開いた
・武蔵国
早くから大和朝廷の手が入り、新羅百済移住者に開拓させていた
家康は山を削り海を埋め立て“築地”、神田上水・玉川上水を造った
・上総国
平安時代末期、上総介平広常が頼朝の味方についてから源平の形勢は逆転した
・下総国
香取神宮は鹿島・伊勢と並ぶ日本三神宮と呼ばれる古社である
御祭神は経津主神(フツヌシノカミ)
鹿島神宮は武甕槌神(タケミカヅチノカミ)
・安房国
上総との国境の山並が清澄山脈であり、頂上にある清澄寺は日蓮が日蓮宗を開宗した場所である
・常陸国
水戸学は“将軍より天皇が偉い”とされ、倒幕の志士のイデオロギーとなったが、その大元は光圀にあった
○東山道
・近江国
江戸幕府の商業蔑視政策をとったことにより、近江人の商才は民の立場で発揮された
・美濃国
古代最大の内乱“壬申の乱”で大友皇子と大海人皇子が激突したのも関ヶ原である
・飛騨国
律令体制下、庸調を免ぜられる代わりに“飛彈工”を出任させていた
・信濃国
県歌“信濃の国”
まとまりにくい県民をひとつにするために作られた
・上野国
火山が多く、赤城・妙義・榛名の三座を上毛三山という
・下野国
室町幕府を開いた足利氏のルーツは下野国足利庄、新田氏のルーツは上野国新田庄で源義家の孫
・出羽国
大和朝廷からは“異民族(蝦夷)の土地”と呼ばれ、平安時代に坂上田村麻呂がアルテイを捉え、日本となった
・陸奥国
青森県東北町に“日本中央”の石碑がある
東北地方が元々日本で倭が征服した際に国号を奪った
○特別編
・蝦夷国
米が獲れない蝦夷地はアイヌの国“アイヌモシリ”であった
・琉球王国
守禮之門”守禮之邦”は、礼(儒教体制)を守る、つまり中国体制の中の一国家という意味
