- 販売開始日: 2014/01/03
- 出版社: 新潮社
- ISBN:978-4-10-134927-5
せんせい。
著者 重松清 (著)
先生、あのときは、すみませんでした──。授業そっちのけで夢を追いかけた先生。一人の生徒を好きになれなかった先生。厳しくすることでしか教え子に向き合えなかった先生。そして、...
せんせい。
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商品説明
先生、あのときは、すみませんでした──。授業そっちのけで夢を追いかけた先生。一人の生徒を好きになれなかった先生。厳しくすることでしか教え子に向き合えなかった先生。そして、そんな彼らに反発した生徒たち。けれど、オトナになればきっとわかる、あのとき、先生が教えてくれたこと。ほろ苦さとともに深く胸に染みいる、教師と生徒をめぐる六つの物語。『気をつけ、礼。』改題。
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深く深く胸に染みる先生と生徒の物語。「泣くな赤鬼」だけど、泣かずにはいられない
2019/05/08 12:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「泣くな赤鬼」をはじめ、ほろ苦さとともに深く胸に染みいる教師と生徒をめぐる六つの物語が楽しめます。授業そっちのけで夢を追いかけた先生。生徒を好きになれなかった先生。教え子に厳しくすることしかできなかった先生。でも大人になればわかる、あのとき先生が教えてくれたこと。子どもの頃、絶対的な大人だった先生も人間なんだなと思わせられる。
2019年6月映画公開される「泣くな赤鬼」この中の一つの物語です。野球部顧問ひとすじの赤鬼先生はある日病院で教え子と会う。彼は高校を中退した元野球部員。実は彼は重い病気で…。先生の心の葛藤が泣かせる。
良い本です
2024/07/29 11:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
先生に関わる短編集です。一番心に残ったのは赤鬼の話で泣けました。次はにんじんで、小学校の先生としてのあり方を考えさせられました。
泣くな赤鬼が
2019/04/28 16:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化されるということで、この本を知りました。
先生というと自分の身内にも友人にも学校の先生がいてるから、先生を批判ばかりする人間には不快感を持つ方なので、こういう先生の物語は、共感できて、時にホロッときてすごく好きだ。
映画も楽しみだな!
気をつけ、礼。の改題作品
2015/10/29 20:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
気をつけ、礼。の改題作品です。
学生時代に先生とのいい思い出があんまりないという人は読んでみてほしいです。
先生も人間なんだな~と。
せんせい
2024/02/26 15:50
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんなタイプの先生の話の中で、「白髪のニール」「泣くな赤鬼」が印象に残りました。というのもそんな先生がいてたからですね。怖い先生の中で人情味を感じる先生や大人なのに少年の心を持つ先生など、よく覚えていますね。
「にんじん」のように生徒を虐げる、あるいは生徒を贔屓する先生もいましたね、私は嫌いでしたが。それ以外の作品についてあまりイメージが湧かなかったですね。
ちょっと昔の先生を思い出してみました。あの頃が懐かしく思います。
全体的には読んでよかったですね。
先生にまつわる6つの短編集
2021/12/25 01:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くらひと - この投稿者のレビュー一覧を見る
先生にまつわる6つの短編集。
色々な人々の後悔ややり直したい気持ちを丁寧に描く。
いずれも心温まる優しいお話。先生も1人の人間で、失敗をしながらも進んでいくということを実感できる。
「気をつけ、礼」は重松清の実話?
「泣くな赤鬼」が1番好きだった。
「ぶざまなところも、みっともないところも、すべて見届けられるのは親以外では教師しかいない」というセリフは先生としての矜持を感じられた。
「泣くな、赤鬼」と声をかけるシーンもよかった。
映画化が気になって
2020/02/26 09:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みやぱんだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化されると聞いて気になって購入してみました。
普段あまり小説を読むのは得意ではないけど、これなら短編集が集まっているので読みやすそう!
ちょっとした時間に読みたいです。
こんな先生いたなぁ
2019/11/06 15:26
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投稿者:たむたむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化ということで本屋さんに並んでいたので読んでみました。こんな先生いたなぁと思い出す内容で、なんだか懐かしい気持ちになりました。
6話から成る短編集です
2024/01/30 17:42
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめの、「白髪のニール」が良かったです。
1979年で、ロックの話。
自分がその年代に高校生で、クイーンのコンサートへ行き、フレディ・マーキュリーに夢中だった頃と重なったのでワクワクしました。
その他登場するミュージシャンや曲も懐かしく、タイムスリップ出来たからです。
読み終わると、ニール・ヤングの「ハート・オブ・ゴールド」が、頭から離れませんでした。
2話目、「ドロップスは神様の涙」も良かったです。
生徒の事を第一に考えてくれる、少々つっけんどんだけど、根は優しい頼れる先生です。ただ、イジメは嫌な感じでした。
他4話は、どれも暗く陰湿な物が多く、自分は良い印象はなかったです。時代が古いので、そう感じると思います。他の方の書評を読むと泣けるのかと思いましたが、泣けなかったです。
せんせい
2022/10/20 16:00
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投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どのお話も泣きました。
特に「泣くな赤鬼」は号泣でした。
「にんじん」はとても切なかったです。
長男の小学校の担任を思い出しました。
当時は、そんな人が担任で教育者である事が許せませんでした。「にんじん」を読み、教師は聖人ではないのだと理解しました。
実はそんな息子も教師になりました。
子供達に寄り添える教師を目指しているそうです。