純粋理性批判 2
人間の認識を成り立たせる二つの能力、感性と知性。2巻では知性を分析。認識のために知性はどう働き、知性が用いる純粋な概念であるカテゴリーはどのように導きだされ、根拠づけされ...
純粋理性批判 2
商品説明
人間の認識を成り立たせる二つの能力、感性と知性。2巻では知性を分析。認識のために知性はどう働き、知性が用いる純粋な概念であるカテゴリーはどのように導きだされ、根拠づけされるのか。「形而上学の秘密全体を解くかぎ」の解明に取り組む。「カントはさまざまな川が合流する場所であり、そこからまた新しい川が分岐して流れ出す場所である」(訳者)。圧倒的に分かりやすい訳文で視界良好。“哲学の森”で、もう迷わない。
著者紹介
カント
- 略歴
- 1724~1804年。東プロシア生まれ。哲学者。ケーニヒスベルク大学哲学教授を務めた。著書に「純粋理性批判」など。
中山 元(訳)
- 略歴
- 1949年東京生まれ。東京大学教養学部中退。哲学者・翻訳家。著書に「フーコー生権力と統治性」「思考の用語辞典」「正義論の名著」など。
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カントの名著の第2巻目、知性の分析を中心に話が進められます!
2020/05/08 10:49
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ドイツの哲学者イマヌエル・カントによる哲学書で、理性認識の能力とその適用の妥当性を「理性の法廷」において、理性自身が審理し批判する構造を持っていると説いた書です。したがって、それは、哲学に先立ち、理性の妥当な使用の範囲を定める哲学の予備学であると著者カントは強調します。光文社古典新訳文庫は全7巻シリーズで刊行されており、同巻はその第2巻目です。同巻は、感性について考察した1巻目に続いて、知性を中心に分析が進められます。認識のために知性はどう働き、知性が用いる純粋な概念であるカテゴリーはどのように導きだされ、根拠づけされるのか?ということが理解できます。