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宇宙英雄ローダン・シリーズ 電子書籍版35 神々の国
不死者の星ワンダラーより四年ぶりで地球に帰還したローダン一行を待っていたものは、なんと思いがけぬ世界情勢の変化であった。世界政府樹立を目指す第三勢力の努力もむなしく、革命...
宇宙英雄ローダン・シリーズ 電子書籍版35 神々の国
忘却兵器極秘作戦 (ハヤカワ文庫 SF 154 宇宙英雄ローダン・シリーズ 18)
商品説明
不死者の星ワンダラーより四年ぶりで地球に帰還したローダン一行を待っていたものは、なんと思いがけぬ世界情勢の変化であった。世界政府樹立を目指す第三勢力の努力もむなしく、革命により東ブロックに新たな政権が誕生、全世界を相手に核戦争を企てていたのだ! まず金星で彼らの遠征軍を殲滅、直ちに地球へとって返したローダンは、熟慮の末、腹心の部下デリングハウスを工作員として単身東ブロック領内へ送り込むが……。大好評ローダン初期シリーズ電子書籍版、続々刊行!(※通常書籍版第18巻第1話収録/電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
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35話:神々の国、クルト・マール著(18巻「忘却兵器極秘作戦!」)
2017/08/13 11:59
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投稿者:shilvio - この投稿者のレビュー一覧を見る
引き続き、221=タトリラ系のタトリラII(地球から1012光年)、ゴスル星(スプリンガー族長のゴスルから付けた)が部隊である。
地球の18世紀のような文明で生きるゴスル人たちの中を逃走する、ミュータント、ジョン・マーシャル/タコ・カクタ/キタイ・イシバシ/タマ・ヨキダ。
1982年12月27日、ゴスル星より8光日離れた《スターダストII》から、スプリンガーの小型船にラス・ツバイが麻酔ガスを運び、そしてグッキーが荷物と共に密航のためにテレポートした。
《スターダストII》に画期的な発明品、”走査フィールド”が載っており、相手の発する収束電波が強力でも、反射を妨げるスティルス効果がある。一定強度を超えると、わずかな反射があるが、数10万kmを数100万kmと誤認させてしまう。時々驚く技術が出てくるが、背景が語られないのはこのシリーズの特徴なのか。
ミュータントたちはゴレル人(アルコンから数千年前にゴルGorrに移住したもともとの呼び名)から神々の人々(実は征服しているスプリンガー)と思われ、協力を得た。素朴な人々が多いことかほほえましい。
グッキーもゴスル星で活躍し、ミュータント4人と合流した。
ゴレル人にはミュータントたちが神々の敵と知り喜ぶ者、テレパスもいて、秘密の抵抗組織の存在の可能性に期待するミュータントたち、次の話に出てくるのだろう。
グッキーが途中仕入れた情報で、前話で族長の80%が失われたことが分かった。
34話「裏切り者レヴタン」(17巻「燃える氷惑星」)で1200の族長とあったから、960を失ったことになり莫大な損失である。まだ240もの族長がいて多いが。
なおゴレル人の技術レベルについての記述が不可解である。数千年前にゴルに移住し、着陸後1500年ほどで技術が退化し、数世紀前には以前の道具が作られなくなった。2万年ほど技術的には高度の段階にとどまっていたという記述が、数千年前に移住したことに整合しない。