北の海(上)(新潮文庫)
著者 井上靖 (著)
幼少期から祖母に預けられ、家庭の雰囲気というものを知らずに育った洪作は、高校受験に失敗し、ひとり沼津で過ごす。両親がいる台北に行くべきだという周囲の意見をかわし、暇つぶし...
北の海(上)(新潮文庫)
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商品説明
幼少期から祖母に預けられ、家庭の雰囲気というものを知らずに育った洪作は、高校受験に失敗し、ひとり沼津で過ごす。両親がいる台北に行くべきだという周囲の意見をかわし、暇つぶしに母校へ柔道の練習に通ううちに、〈練習量がすべてを決定する柔道〉という四高柔道部員の言葉に魅了され、まだ入学もしていない金沢へ向かう。──『しろばんば』『夏草冬濤』につづく自伝的長編。
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三部作完結上巻
2016/09/19 17:46
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
しろばんばでは田舎ののんびりとした優等生だった洪作。
今作では・・・。
夏草冬濤でやや不良がかり成績が低下する兆しがあったが、
本作では受験失敗浪人生。しかも、まともに勉強せず
ふらふらと学校の柔道部に出入りし、見るに見かねた先生に
色々と諭される・・・。
打ち込むものがなく、トンボのようにふらふらしていた洪作。
そこに金沢からやってきた小柄な柔道少年。
ストーリーを高速で追っかけたくなる面白さ。