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人性論
著者 ヒューム (著) , 土岐邦夫 (訳) , 小西嘉四郎 (訳)
ニュートンの経験的実証的方法を取り入れ、日常的な経験世界の観察を通して人性の原理を解明し、その人間学の上に諸学問の完全な体系を確立しようとした。イギリス古典経験論の掉尾を...
商品説明
ニュートンの経験的実証的方法を取り入れ、日常的な経験世界の観察を通して人性の原理を解明し、その人間学の上に諸学問の完全な体系を確立しようとした。イギリス古典経験論の掉尾を飾る書
目次
- 人性論
- 原始契約について
著者紹介
ヒューム (著)
- 略歴
- 1711~76年。スコットランド生まれ。エディンバラ大学で古典とともにロックやニュートンの「新しい学問」を学ぶ。イギリス古典経験論を代表する哲学者。
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紙の本
イギリスの哲学者デイヴィッド・ヒュームが1739年に著した懐疑的経験論哲学の書です!
2020/07/12 14:54
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、1739年にイギリスの哲学者デイヴィッド・ヒュームにより書かれた哲学の著作です。内容は、人間の知覚が印象と観念に区分されることが指摘され、印象は感情や感覚、感動などの力強い刺激を含み、観念とは感情の動きを伴わない映像に過ぎないと捉えられると言います。観念と印象は密接に関係しており、単純な観念は単純な印象から派生するものであり、印象は観念を生み出す基盤であると主張されています。また印象は感覚の印象と反省の印象に区分できるのですが、前者は未知の原因から人間の心理に現れるものであるのに対し、後者は観念により発現するものです。したがって、印象がまず感覚を刺激して快苦などを人間に知覚させ、印象が消えた後にも心に保持しておくものが観念であると論じられています。このイギリス古典経験論の掉尾を飾る懐疑的経験論の一冊をぜひ、お読みください。