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電子書籍
金閣寺の燃やし方
著者 酒井順子 (著)
若い修行僧はなぜ火を放ったのか。「金閣寺焼失事件」に心を奪われ、共に事件を題材に作品を書いた三島由紀夫と水上勉。生い立ちから気質まで、すべてが対照的な二人を比較すると、金...
金閣寺の燃やし方
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金閣寺の燃やし方 (講談社文庫)
商品説明
若い修行僧はなぜ火を放ったのか。「金閣寺焼失事件」に心を奪われ、共に事件を題材に作品を書いた三島由紀夫と水上勉。生い立ちから気質まで、すべてが対照的な二人を比較すると、金閣寺の蠱惑的な佇まいに魅入られずにいられない日本人特有の感覚まで見えてくる。著者ならではの分析眼が生きた文芸エッセイ。
目次
- はじめに
- 「あの物語」だったのか!
- 金閣寺
- 義満と三島の金ピカ趣味
- なぜ金閣に火をつけたのか
- 二人の作家が見た、全く異なるもの
- 母と故郷
- 水上勉の故郷
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2015/09/24 23:50
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投稿者:とろもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
又吉さんの影響で一気に芥川賞にスポットライトがあたりましたが、彼の尊敬する?太宰治をはるかに超えたであろう三島由紀夫と水上勉のそれぞれの生い立ちとそこから生み出される文学形態が奇しくも同じ金閣寺炎上を題材とした小説に見事に現れていることを実にうまい具合に比較検討しているのには驚きました。著者の目のつけどころに感服です。文庫本も出たことですし是非購読をオススメします。