娼婦の部屋・不意の出来事(新潮文庫)
著者 吉行淳之介
男に翻弄され、ほかの職業についてもすぐに元の娼婦に戻ってきてしまう女に対する「私」の奇妙な執着を描いた『娼婦の部屋』。場末のキャバレーで働く女と、女のヒモで気の弱いヤクザ...
娼婦の部屋・不意の出来事(新潮文庫)
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商品説明
男に翻弄され、ほかの職業についてもすぐに元の娼婦に戻ってきてしまう女に対する「私」の奇妙な執着を描いた『娼婦の部屋』。場末のキャバレーで働く女と、女のヒモで気の弱いヤクザ、三流週刊誌の記者である「私」との三角関係を淡々と描いた『不意の出来事』。ほかに『鳥獣虫魚』『寝台の舟』『風景の中の関係』など、初期の傑作短編13編を集めた作品集。新潮社文学賞受賞。
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一人旅の道連れに
2001/08/30 09:28
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投稿者:呑如来 - この投稿者のレビュー一覧を見る
セックスがひどく退屈に思えるようなとき、吉行淳之介の小説に漂っている倦怠感は肌に心地よい。しかし客観的に見てみると、このナルシシズムに満たされた小説世界は結局のところ自家中毒しかもたらさないこともよくわかる。時代のせいもあるだろうが、男女の描きわけがあまりにもステロタイプなところも気になる。
とはいえ、「青い花」「風景の中の関係」等、冷めた視線が効果的な13の短篇群を収めた本書は、色恋に飽いて一人旅に出るときに鞄へ忍ばせておく本として最適かもしれない。