かきつばた・無心状(新潮文庫)
著者 井伏鱒二
著者は知人の家で池の中にかきつばたの狂い咲きを見た。が、見たものはそれだけではなかった。水面には女の死体が浮いていたのだ―終戦時の混乱を描いて鬼気迫る「かきつばた」。早稲...
かきつばた・無心状(新潮文庫)
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商品説明
著者は知人の家で池の中にかきつばたの狂い咲きを見た。が、見たものはそれだけではなかった。水面には女の死体が浮いていたのだ―終戦時の混乱を描いて鬼気迫る「かきつばた」。早稲田の貧乏学生の著者は田舎の兄に送るつもりだった無心状を、あろうことかレポートと取り違えて敬愛する師・吉田絃二郎に提出してしまった―ほのぼのと心なごむ青春回想記「無心状」。名品全15編。
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井伏鱒二自選集で!
2020/04/13 22:09
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投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る
井伏鱒二自選集で、印刷で一字印刷されていない文字があり、この文庫本に、その作品があったので手に取りました。既に、自選集で読んだ作品が大半でしたが、改めて読むと、又、違う味わいを感じました。井伏鱒二の作品は、読書会で「遥拝隊長」が取り上げられるまで、教科書の作品しか知らず、読もうとしなかった事に後悔しました。この中でも、「おんなごころ」、「手洗鉢」など、好きです!これから、全集を読んで、全ての井伏鱒二作品に触れたいと思わせていただきましたわ!