商品説明
女は男を追っていた。胸に一本の包丁を忍ばせて――。釣り客で賑わう料理茶屋「魚花」の女主おこう。女手ひとつで守ってきた大切な「魚花」の店先に、ある日、物乞い同然の形(なり)をした男が現れた。それはおこうにとって一番会いたくない、けど決して忘れられない男だった。(表題作) 江戸の片隅で、不器用に人を愛した5人の男女を描く連作短編。第6回小説宝石新人賞受賞作家、待望のデビュー作!
著者紹介
宮本紀子 (著)
- 略歴
- 京都府生まれ。市史編纂室勤務などを経て、2012年「雨宿り」で第6回小説宝石新人賞を受賞。同作がデビュー作となる。兵庫県在住。
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