バッテリー (角川つばさ文庫)
中学入学直前の春休み、父の転勤で岡山県の山間の町に引っ越してきた原田巧。ピッチャーとしての自分の才能を信じ切っている巧の前に、同級生の永倉豪が現れる。巧とバッテリーを組む...
バッテリー (角川つばさ文庫)
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商品説明
中学入学直前の春休み、父の転勤で岡山県の山間の町に引っ越してきた原田巧。ピッチャーとしての自分の才能を信じ切っている巧の前に、同級生の永倉豪が現れる。巧とバッテリーを組むことを強く望む豪だったが…!?【小学上級から ★★★】
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さすがは名作!
2018/12/23 12:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぬま - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生の長男があまり物語が好きではないので、少しはこういう本も読んで欲しいと思って買ってみました。すると一気に読んで、早く続きが読みたいと言ってます!私も読んでみましたが、大人よりも当人の方が面白いと感じたみたいですね。
野球少年たちの純朴な野球魂。
2017/12/27 09:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
あさのあつこさんのデビュー作が何か、なぜかどこにも書いていないが、
少なくともバッテリーでメジャーデビューをしたことは間違いない。
バッテリーで野間児童文芸賞、バッテリー2で日本児童文学者
協会賞、バッテリーシリーズ全体で小学館出版文化賞と
なっている。これは大変なものだ。
児童系の賞ばかりだが、俗にいうヤングアダルトに分類される
作品である。
巧と青破の兄弟がいる。巧は小六の卒業生、青破は
次期四年生で、残雪が残る春先の設定だ。
父の仕事の都合で岡山の市街地から新田市という
田舎町に行くことになった。そこには母方の実家があり、
一人で住んでいた爺ちゃんと同居することになる。
巧は野球が非常に得意で、小六最後のシーズンに
リトルリーグの中国大会の準決勝まで勝ち上がっていたのである。
爺ちゃんとはしばらく疎遠になっていたと思っていたのだが、
爺ちゃんは中国大会の試合を新田市のリトルリーグの
少年を連れて観戦していたのである。
そんな爺ちゃんは、昔、新田高校を率いて十回甲子園出場
しているという地元では名のある監督だった。
爺ちゃんと一緒に観戦していた子は豪といい、ポジションは
キャッチャー。そんな巧と豪のバッテリーの物語だ。
もちろんチームメートも出てくる。
野球を題材に、子供たちの純朴な葛藤が描かれている。
お母さんたちは子供を勉強に向けさせるため、野球から
卒業させたがっているし、子供たちは目一杯野球の世界に
没頭したがっている。
大人とは呼べないけれど、いつまでも子供ではいられない、
そんなジレンマに陥っている子もいる。巧たちは、野球を通じて
いろいろな思いをぶつけ合っていくのである。
春先の話で終わっているので、最初からシリーズ化が見えて
いたのかもしれない。大きい世界の扉を開いた気がした作品だった。
一気に6巻まで読みました!
2016/01/04 11:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まる - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は、小学4年生の娘に読ませたいと思い購入したのですが、親の私がはまってしまい、1週間で6巻まで読み切ってしまいました。
登場人物の心理描写がとても丁寧で、またリズムのある文体で、ぐいぐい引き込まれました。
また、小学生対象の「角川つばさ文庫」のため、文字サイズが大きく、少々疲れ目の私にも読みやすかったです。
欲を言えば、6の続きが気になります。ここは、読者に任せず、あさの先生にきっちりと終わりをつけてほしかったです。でも、結果を想像するのが好きな人にはピッタリかも。