- 販売開始日: 2014/04/11
- 出版社: 径書房
- ISBN:978-4-7705-0199-8
ちびくろサンボ
著者 ヘレン・バナーマン (作) , フランク・ドビアス (絵)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使...
ちびくろサンボ
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商品説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
80年前アメリカで出版された美しい一冊の絵本。その絵本は、日本で120万部以上も売れた岩波書店版『ちびくろ・さんぼ』の原書となりました(現在は瑞雲舎より刊行されています)。ところが岩波書店版は、フランク・ドビアスが描いた印象的なイラストを大幅に改編したものだったのです。アールデコの流れをくむフランク・ドビアスの力強いイラストは、その多くが一部をカットされ、反転され、合成されました。なかには収録されなかったイラストすらあります。
そのようなことが起こったのは、イラストを描いたフランク・ドビアスが消息不明になってしまったため、守られるべき著作権が守られなかったこと。岩波書店が『ちびくろ・さんぼ』を出版した1953年当時は、まだ著作権を重んじる意識が日本で低かったこと。横書きの絵本がほとんどなかったので、横書きの原書を縦書きにする必要があったことなどが原因です。
当時にしてみれば、しかたのないことだったのでしょう。けれども、大幅に改編されたがゆえに、『ちびくろ・さんぼ』は原書の持つ味わいを失ってしまいました。これほど長いあいだ『ちびくろ・さんぼ』を愛読し続けてきたのに、私たちはフランク・ドビアスの描いた本当のイラストを知らないままなのです。
そのうえ、著作権に対する意識がこれだけ高まっている昨今になってもまだ、フランク・ドビアスの絵を真似た、盗作とすら言えるような絵本が出版されています。
長年にわたって私たちを楽しませてくれたフランク・ドビアスに対する深い敬意を込めて、私たちは彼のイラストをできるかぎり忠実に再現。いまようやく、原書そのままの絵本を世に送りだします。岩波書店版(瑞雲舎版)には収録されなかった5点のイラストは、日本初公開。
子ども達に伝えたいのは、原書にしかない本物の味わい。いまは亡きフランク・ドビアスも、きっと喜んでくれることでしょう。
著者紹介
ヘレン・バナーマン (作)
- 略歴
- 1862~1946年。イギリス生まれ。
フランク・ドビアス (絵)
- 略歴
- 1902年オーストリア生まれ。
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細かいことを言わずに楽しむのが一番
2016/06/22 18:54
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きらきら - この投稿者のレビュー一覧を見る
色々と取り上げられる本ですが、純粋に楽しむのが一番だと私は思っています。
理由は、読んでいる子供たちの顔を見れば明瞭です。
この本を読むたびに、子供たちにホットケーキを焼いて、とせがまれました。
小さく何枚も焼いて、重ねてみても、でも、20と7枚のお母さんのホットケーキにも及ばす。。。
ちびくろさんぼの196枚は夢のまた夢。
絵本の中の世界は子供たちの夢の世界。
自由な解釈は子供たちに任せてみてはどうでしょうか。
名作
2018/10/28 22:30
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃に読んで覚えている絵本は、そのまま子供にも読んであげたくなりますが、ちびくろさんぼもそのうちの一つです。
トラがぐるぐるぐるぐるまわってバターになってしまうのがなんとも不思議で、パンケーキがとにかく美味しそうで印象に残っています。
子供も楽しんで読んでいます。
大好きな絵本
2017/02/21 10:01
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かおり - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔、私が大好きな絵本で子供にも読んであげたい&久しぶりに私が読みたいとの事で購入しました。子供も楽しかったみたいでよかったです。
懐かしい一冊
2020/06/18 00:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃好きだった絵本。ふと思いだして読みたくなり、今度は自分の子供へ。
やっぱりとても面白くて、読み進めながら『あぁ、こういう話だった!』と懐かしく、そして何十年経っても心に残っている絵本、すごいなと思いました!
子供の頃を思い出す懐かしい本
2016/12/08 13:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
保育園の発表会でこのお話をやりました。もう40年近く前です。
この本をネットで見つけたので懐かしくなって、3歳の娘に買いました。
ちびくろサンボが次々に身ぐるみ剥がされていき、泣いている場面で読むのを止めると、娘は泣く寸前。最後まで読むと、いつも絵の中のホットケーキの枚数を数えています。
私は虎が理屈っぽく反論する場面でが好きです。
印度の黒人と欧州の黒人と米国の黒人
2016/10/04 15:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:neko - この投稿者のレビュー一覧を見る
レキシにのこる名著です。しかも、社会てきにもオモシロイ。
ちびくろサンボって、印度人だったんですね。『インドでは「ギー」といいます』て、解説が付いてました。で、オランダではズワルトピート(くろいチビ)がサンタさんのお手伝いをするようです。でも、ズワルトピートのナカミは、顔をクロくぬってクチビルを丸めたヨーロッパ人です。ということで、アフリカからきた黒人も含めると、米国には少なくとも3種類の黒人がいるようです。
どうやって見分けるかって?めんどうなので、social security number (日本ではmy number)で、いいんじゃないでしょうか。このナンバーは、税金とか給料にも使われているので、ごまかせないでしょう。
なつかしく、子供にも購入
2015/12/07 20:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が子供の頃に ワクワクしながら何度も読み返した絵本。独特な絵がとても懐かしい。これからの子供たちに残してあげたい絵本の一つ。
小さな絵本です
2015/08/17 04:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らんらん - この投稿者のレビュー一覧を見る
思ったよりも小さなサイズの絵本でした。昔自分が子供の時に大好きだった絵本で、子供にも読んであげたいと思って購入しましたが、自分が持っていた絵本とは絵が違いました。でも、この本でもかわいらしくて、持ち運びにも便利なので良かったです。
懐かしい
2017/04/04 08:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
親世代のわたしが懐かしかった。
こどもに読んだけどやはり懐かしい。
反応もまあまあ。
多少うちの子にはまだ早かったかもしれない。
小さいときに読んだ本
2023/03/11 19:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
小さいときに読んだ本ですが、一時期書店から消えていました。
黒人差別との声があり、一時期出版社の自主的な取りやめがあったのですね。
サンボのやさしさと賢さが示されている本だと思います。
特に、とらがぐるぐる回ってバターになるとこりが、なんともいえず面白いです。
これこれ
2017/02/05 20:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一時期言葉狩りにあって消えてた絵本。
子供心にもなんかおかしくない?って思ってました。
ちゃんと復刻したんですね。良かった~。
このグルグル回った虎がバターになるって意味不明さが最高に面白いんです。