- 販売開始日: 2018/07/11
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: キャラ文庫
- ISBN:978-4-19-900577-0
深想心理 二重螺旋5
借金返済のため、慶輔(けいすけ)が篠宮(しのみや)家の暴露本を出版するらしい!? 実の父親の非道な行為に呆然とする尚人(なおと)。けれど兄・雅紀(まさき)は、「俺が守るか...
深想心理 二重螺旋5
商品説明
借金返済のため、慶輔(けいすけ)が篠宮(しのみや)家の暴露本を出版するらしい!? 実の父親の非道な行為に呆然とする尚人(なおと)。けれど兄・雅紀(まさき)は、「俺が守るから、何も心配しなくていい」と断言する。その揺るがない言葉の強さに絶対の信頼を寄せつつも、人目に晒される兄の負担を思うと、尚人は不安を隠せない。そんな大反響の中、ついに本が緊急発売!! 周囲は一気に騒然とし、マスコミが学校や家にも押し寄せて……!?
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沙也加の自爆
2021/10/04 19:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
母親が死んだ時から時が止まったままの沙也加と、否応なしの現実に向き合わざるを得なく自分で歩き始めた尚人や裕太とは、もう同じステージにはいないことが沙也加にはわかっていなかったのだろう。
何だかんだ言っても篠宮家を出てからの5年間、弟たちが辛い思いをしていた間自分は祖父母の下でぬくぬくと暮らしていたのは事実だろう。
元々母親のことがある以前から彼女の兄・雅紀への思いは異常なほどで、だから雅紀はあの時弁明も口止めもする気になれなかったのは彼女に「女」を感じ取っていたからなんじゃないかと思う。
まさかこれ以上のドロドロがあるとは思わなかった、もしかしたらまだこれからもあるんじゃないかと心の準備だけはしておくことにしよう。
絶対守護天使の雅紀、再び降臨しました
2022/12/10 20:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コリラックマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
篠宮兄弟シリーズ。
BLではなくJUNEですって、作者の言った意味がよくわかるw
派手にドロドロなお話です。
お父さんの暴露本が出て、沙也加と尚人が決別し、雅紀が2度目の
マスコミ恫喝をかます回。
雅紀の価値観がブレなさすぎていっそ気持ちいい。
そして、弟裕太が雅紀化してきているw(雅紀も気付いてるw)
沙也加と祖父祖母以外はみんな尚人にメロメロだから、尚人が
傷つけられた時の反撃っぷりがハンパない。
取るか捨てるかの判断に一切の迷いがないのが凄い。
そういう意味ではお互いの立場からの主義主張はハッキリしていて
ストーリーが揺れないから、ドロドロ具合に対してさっぱり読める。
ちょっと出てきただけかと思った加々美も、雅紀の弱音を吐ける
場所として安定感を放っているし、番犬トリオもいい味出してる。
裕太がかなり空気の読める大人になってきていて、いい味出してます。
話の前後がかなりあるので、単冊で読むとよくわからない時がある
かもしれません。コミックスと併読するとよくわかります。
やったれー!
2021/02/15 21:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
尚人がさやねえのことを切った時、もっとやったれー!とかなっちゃいました…
また父親のゲスぶりに刺されただけでは気が済まないです。
なんかもっとざまあして欲しい
沙也加との決別
2017/10/16 21:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
暴露本のせいでマスコミに付きまとわれる沙也加。下校中の尚人に会って、のんきに友人達と笑ってる笑顔に逆上して、尚人を平手打ち。そのことで雅紀からの連絡を待ちわびるも完全無視されて。雅紀、尚人、裕太の3人にとって沙也加も父と同じく切り捨てた存在であることが明確にされていって。かわいそうな立場なのに、沙也加にまったく共感も同情もできないのはなぜか。沙也加との電話で裕太の成長ぶりが凄い。
シリーズ5
2016/05/13 10:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
父の暴露本が発売されて、内容が一部、紹介されていますが、それを読んでると、父の言い分も少し分かるような気になってきます。
基本的に、good guysとbad guysがはっきり別れていますが、悪者にも悪物なりの正義があるんじゃないか?と思ってしまいました。
ラストは、ビックリの展開でした!!