紙の本
終わりの迫る裏の世界
2012/01/25 22:49
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:feilung - この投稿者のレビュー一覧を見る
本来、有るはずも無い組織とその中の人々。
「義体」と呼ばれる少女のサイボーグを中心に、各人物の心理描写が丁寧に表現されており、巻が進むごとに各キャラクターにはこの上ない深みが出た。各キャラクターへの愛着もわくほどになりました。
今巻では宿敵であるジャコモとの対決も半ば。刺し違えてでも倒すとの意気込みでの戦いで、今巻ではその戦いの激しさはピークとなっています。過去最高とも言える戦いの激しさに、思い入れのあったキャラクター達が倒れていきます。
いつか来るとは思っていた終わりに近づく寂しさは過去最高。
しかし、未だ物語は終わらない。
電子書籍
伏線だったのかー
2017/04/25 21:11
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
エンリカが軍警察に入るのをからかっていた友人がアプレアだったとは。
ジョゼとヘンリエッタは心中してしまったけど、ジャンはどうなるのかな。
やっぱり人間だから助からないか。
ここでペトラの設定も生きてきた。
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投稿者:やまだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジャコモとの決着をつける巻です。ジョゼとヘンリエッタ組やヒルシャーとトリエラ組の戦死など激戦となりました。最後に「現代イタリアの基礎の基礎」というおまけがありました。
紙の本
共に生き、共に死ぬ
2022/01/03 09:44
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投稿者:うーよー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヘンリエッタ×ジョゼ、リコ×ジャン、トリエラ×ヒルシャー、その結末を最終巻前に見せられるとは…。こう言いたい。完全無欠の組み合わせだったのだ。だから、何かが欠けて、バランスが崩れた時には、壊れるしかないのだ。ましてやどちらかが失われてしまったら…。共に生きて共に死ねることは、究極だ。
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いよいよクライマックス、といったところでしょうか。
次巻か次々巻で完結かな?
ジョゼとヘンリエッタ、ジャンとリコ、ヒルシャーとトリエラ、サンドロとペトラ・・・
それぞれのフラテッロが迎える結末が気になります。
ジャンは頑張れ。とにかく頑張れ。
ヒルシャー・トリエラ組の生死がはっきりとはわからないので次巻に期待。
致命傷っぽい血の描写はないようだし・・・(望みはとても薄いだろうけど)
栞はリコでした。
あぁでも全種欲しい!
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次の巻あたりで終わりかな。
悲劇的な境遇の中で得ている救いは僅かだが、その僅かすら大きく感じる展開です。
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誰が生き残ってくれるのか?
どの義体が残るのか?
それぞれに厳しい結末だが救いが感じられないでもない。
めでたしめでたし、の大円団は元から期待できなかったけれどどのようなラストになるのか・・・。
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主要登場人物が次々と死んでいく。そろそろ物語の終幕が近いのか? それにしても、救いのない話だなぁ。読んでいると暗い気分になる。
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エッタ×ジョゼ組は一番の主人公だと思っていたので(最初からこの2人の物語だったわけだし)ああいう結末はびっくりでしたが、まぁ生温いハッピーエンドよりは良いよね。あの条件下では、確かにそれが最善の方法だったのかもしれない。
とは、このインタビューを見て思いました。
http://natalie.mu/comic/pp/gunslingergirl
「キャラクターが他人から見て愚かしい行いをすることもあるし、そもそも正しいのか間違いなのか分からない。でも、その人なりの選択を見届けてもらえたら、と。」
普通だったら、どんな場面であっても死を選ぶのは愚行だと思うんですけど、考えてみりゃエッタは長くない未来を約束されているわけです。
「先の短くない、記憶も定かに出来ない少女」にとって、「もう助からない愛する人」と死を共にすることが救いかもしれない…というシーンだったわけかね。
でもトリエラ×ヒルシャー組があれで最期だとしたら納得出来ない(w
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これまでに生きる事の意味を問い続けてきたこの作品ですが、ついに物語も終局を迎え、死に様について登場人物ごとに描かれています。
倫理に反し生かされ使われてきた彼女たちとそれを支え合ってきた彼らの物語の答えはもうすぐです。楽しみでもありもうじき終わってしまうのかと寂しくもあります。
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どういって良いのか分からない…うまく消化できない。
意外な伏線が隠されてるとか…ちょっとビックリしたぜ。
救われているはずが消えていく命。
救われるのかまだ消えてない命。
…この巻で終わりかと思ってたら終わらなかったので残された命の行方を見守りたい。とりあえずジャン・リコ組が生き残っていますように…。
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ジャコモ戦終結か。闘いの果てにあるものは。
あまりにも大きい損失を残したジャコモ戦。
去った者、そして、生き残った者。
この因縁をどう決着つけるのだろうか。
次巻完結か。
寂しい。そして、悲しい。
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待ちに待った最新刊。さらに激化していく、ジャコモVS公社の決戦。
ついにジャン・リコ組がジャコモと直接対峙し、激闘を繰り広げる。最後のリコの言葉が強く印象に残った。リコの強い思い、生きる理由のようなものが見れて良かったと思う。
他のフラテッロたちもある者は散り、ある者は戦い抜く。救いのある結末とは言えないかもしれないけれど、それは本人たちにしか分からないことであり、またどうしようもないことなのだと思わされた。
次で最終巻か。この物語がどのような結末を迎えるのか期待して待ちたい。
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おうふー。「いつかは出さなきゃならない膿だ」ってやつですか。これまでのゆっくりしたペースがなんだったのかというくらいの掃討戦。あいつもこいつもみんな……。
これで終わりかと思ってたけど、なんかもう一戦残ってそうな感じ。
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兄弟は最期まで一緒なのだ。
そこに条件付けで芽生えた絶対の愛に対して哀愁や愛情を持つのは人間であったから、最期も一緒に付き合うのだろう。
少女達の二度目の生に与えられた幸福が正しくなくとも、一度目の生よりもマシな道で好きな兄弟と一緒なら寂しくない。