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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日:2014/05/14
  • 出版社: 早川書房
  • ISBN:978-4-15-050391-8

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予想どおりに不合理

著者 ダン・アリエリー (著),熊谷淳子 (訳)

行動経済学ブームに火をつけたベストセラー! 「現金は盗まないが鉛筆なら平気で失敬する」「頼まれごとならがんばるが安い報酬ではやる気が失せる」「同じプラセボ薬でも高額なほう...

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予想どおりに不合理

税込 770 7pt

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予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 (ハヤカワ文庫 NF)

税込 990 9pt

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行動経済学ブームに火をつけたベストセラー!
「現金は盗まないが鉛筆なら平気で失敬する」「頼まれごとならがんばるが安い報酬ではやる気が失せる」「同じプラセボ薬でも高額なほうが効く」――。人間は、どこまでも滑稽で「不合理」。でも、そんな人間の行動を「予想」することができれば、長続きしなかったダイエットに成功するかもしれないし、次なる大ヒット商品を生み出せるかもしれない!/掲出の書影は底本のものです

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みんなのレビュー192件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

身近な話題で読みやすい

2018/08/11 20:12

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たまがわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

おもしろく、読みやすい。
著者の別の本も読んでみたくなった。
著者は「謝辞」で

『 どうすれば「学者っぽくない文体」で書けるのか、工夫するのは簡単ではなかったが、
執筆中は多くの人に助けられた。』

と書いているけど、たしかに著者に親しみを感じるような文章だった(翻訳も)。


第4章の、「社会規範」と「市場規範」の話は、興味深くおもしろかった。

一例を挙げると、イスラエルの託児所で、子どもの迎えに遅れてくるのを減らすために、
親に罰金を科すのが有効かどうかを、著者の友人でもある二人の学者が調査をした。
結論を言うと、罰金はうまく機能しないばかりか、長期的に見ると悪影響が出ることが分かった。

なぜかといえば、罰金導入以前は親たちは、「社会規範」の意識、
つまり遅刻をすれば先生に申し訳ない、という気持ちが強かったので、
あまり遅刻をしていなかった。
しかし罰金制度が導入されると、考え方が「市場規範」に変わってしまい、
罰金を科せられているのだから、遅刻するもしないも決めるのは自分とばかりに、
親たちはちょくちょく遅刻するようになってしまった。

しかも、数週間後に託児所が罰金制度を廃止した後も、
親たちの遅刻は治らず、わずかだが悪化したという。

『社会規範も罰金もなくなったのだから無理もない。』と著者は言う。

そして、

『 この実験は悲しい事実を物語っている。
社会規範が市場規範と衝突すると、
社会規範が長いあいだどこかへ消えてしまうのだ。
社会的な人間関係はそう簡単には修復できない。
バラの花も一度ピークを過ぎてしまうともう戻せないように、
社会規範は一度でも市場規範に負けると、まずもどってこない。』

という。
これ以外のより多くのこととも関係しそうな、考えさせられる話だ。


同じジャンルの本で、同じハヤカワNF文庫に「ファスト&スロー」
(ノーベル経済学賞受賞者・ダニエル・カーネマン著)があるけど、
本書の「解説」では、本書を先に読み、つぎに「ファスト&スロー」を読むのが良いと書いてある。
たしかに、本書の方が、読みやすいのと、扱っている内容がより身近な感じ。
「ファスト&スロー」は、より内容が濃く専門的な感じ。
分量も上下巻で多いけど、そちらもおもしろかった。

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紙の本

行動経済学を知りたいならこれを読め!

2017/10/09 20:42

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こあ - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルの通りです。著者はイグノーベル賞の医学賞を受賞しています笑ちなみにその内容はプラセボについて。本書の中でも、価格による思い込みの効果について述べられています。私が行動経済学に強い興味を持った本の内の1つです。この本を読み終える頃には、あなたのあらゆる選択は変わっているでしょう。
行動経済学を知りたいならこれを読め!

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紙の本

人間って

2016/06/26 16:25

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エピゴーネンキャット - この投稿者のレビュー一覧を見る

大変面白く読ませてもらいました。どこかの知事さんだけがせこいわけではないんですね・・・

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紙の本

おもしろい行動経済学

2015/10/31 15:52

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Harold Finch - この投稿者のレビュー一覧を見る

人間が起こす不合理な行動を調査・研究した本で、私が特に興味を引いたのは社会規範と市場規範でした。人が誰かに無償でした行為(社会規範)に値段をつけられる(市場規範)と人は不快になる。当たり前のことだが、その一つ一つの謎を解明していくことは人々相互の円滑なコミュニケーションにつながり、多くの人々が読むべき本であると感じました。

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紙の本

行動経済学のブームに火をつけた傑作です!

2017/11/21 09:40

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、伝統的な経済学からは異端とされてきた行動経済学ブームに火をつけるきっかけとなった作品です。人間の行動は、伝統的な経済学が説くように、いつも自己の利益を最大限にするために最も合理的な行動をとる、とは限りません。不合理で、非効率な行動の方が多いかもしれません。そのような非合理な人間の行動を研究するのが行動経済学です。一度、本書を読めば、行動経済学に興味をもたれること間違いなしです。

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紙の本

ポケットに忍ばせたい行動心理学の教科書

2019/01/13 08:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る

行動心理学の写真者向けガイドブックである本書を最初は電子書籍で知りました。内容は図版も多く使われていて読み易いので、書き込みをして自分だけの行動心理学の虎の巻にしたいと思って、紙の本を手にしました。

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紙の本

わかっちゃいるけど…

2015/10/06 00:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アキウ - この投稿者のレビュー一覧を見る

人間が、経済的に合理的でない行動を取ってしまうことについて、様々な事例を紹介した本。本当は1個だけ買えば充分なのに、2個目が半額とか言われて2個買っちゃうとか、そういうの。事例の数が盛りだくさんでボリュームがありますが、エッセイ風の読み物として気軽に読めます。耳の痛い話もありつつ、いかに人間が不合理な生き物であるかを痛感する。中でも、現金だとしない不正(ちょろまかし)について、物だと気軽にやっちゃう(たとえ「金券」のように現金換算が可能ものだとしても)というのがとても興味深かった。

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紙の本

理性的で合理的であるという錯覚。

2021/06/14 21:36

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

経済学は人間が合理的であり、情報を最大限に活かし計算を行って、自らの利益を最大化するよう行動することを前提としている。
一方の行動経済学は、人間が実際に取りうる不合理的で感情的な行動や、周囲の環境に影響されやすいといった行動性質を基盤とする。
つまり、経済学は人間の理想像を分析し、行動経済学は人間の不合理な行動とその裏にある規則性を分析する学問だと言える。

本作では、様々な実験を通じて著者が知り得た、人間の持つ不合理な行動に隠された規則性を分かりやすく説明してくれている。
相対性や先入観、社会規範と市場規範、自制心や所有意識など、私たちの日常に潜む人間の持つ不合理さが次々と明らかになっていく。
そしてそれら日常に潜む人間の持つ不合理さを、「プライミング」や「アンカリング」、「プラシーボ効果」など専門知識や図解を交え、誰にでも非常に分かりやすく提示してくれるのが本作の魅力と言えるだろう。

また、本作はユーモアに溢れ、軽妙洒脱な文体なため非常に読みやすい。
読み物としても非常におすすめだ。

人間がいかに不合理であるのか。
本作を読めば、そのことが嫌というほど突きつけられる。
しかし、私たちにとって最も大切なのは不合理であるということを知り、自覚することだ。
本作は私たち自身をより深く知り、改善していくための一助となる行動経済学入門編として、うってつけの作品と言えるだろう。

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紙の本

読み物としてお薦め

2016/10/31 23:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しょひょう - この投稿者のレビュー一覧を見る

知人からの推薦で購読。
豊富な具体例を基に人間がいかに非合理的か、ということを分かりやすく紹介してあり、自らを省みても納得できるところが多い。
翻訳本ならではの、日本語のぎこちなさは多少あるが、楽しく読める。
行動経済学の専門ではないので、学術書としての価値は分からないが、知的好奇心を満たしてくれる読み物としてはお薦め。

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紙の本

文字たっぷり

2016/01/23 22:29

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うどん99 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本を開いたときの文字がびっしり。
読み応えがあります。

行動経済学についてストーリー風に書いてくれていて、読み物をしてとてもとっつき易い。

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電子書籍

人間とはいかに不合理か

2015/08/31 02:33

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほん太 - この投稿者のレビュー一覧を見る

自分は合理的に考えれると思い込んでる人こそ呼んだ方がいいかも。
行動経済学の本では1,2を争う良書。

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紙の本

金が絡むと人が変わる

2020/04/06 16:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る

「行動経済学」という、ちょっと難しそうな学問を、分かりやすく・面白く解説してくれている。

「タダほど高いものはない」とか「金の切れ目が縁の切れ目」とか、昔の諺は、まさしく行動経済学の結果を表したものなのだと理解できる。

お金とプレゼントの違いとか、社会規範と市場規範の話とか、どれもとても興味深く拝読した。
この理屈でいけば、あの大ヒットドラマ『逃げ恥』の将来は、あまりハッピーなものにならないのではと心配してしまう(給料をもらっていた偽装の妻から、給料がない本物の妻になるという展開)。

何故、このような行動をとってしまうのかといった解説も面白かったが、それを証明するための実験もとてもユニーク。
よくこんな実験を思いつくもんだと感心する。

ところどころアメリカ特有の背景や比喩(例えがNBLだったり)があって、日本人の私にはちょっとピンとこないところもあったが、翻訳モノとしては、とても読みやすかった。

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電子書籍

思わず膝を打つ納得感

2019/01/13 08:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る

語り口も軽妙で行動心理学の啓蒙書・入門書として好適だと思います。引き合いに出される例も身近なので、解説がいちいち腑に落ちます。

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紙の本

行動経済学の面白さがわかります

2015/09/09 00:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねったいぎょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

行動経済学の中では抜群に面白い本なのではないでしょうか。ただ、実際のビジネスの現場で応用できるかどうかは微妙なところです。消費者は賢いですから、心理的な手段を講じても成果が上がるとは限りません。
 作者は実際に実験をして研究しており、とても誠実だと思います。文章もおもしろいですから、楽しんで読むことができました。

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紙の本

行動経済学の具体的研究の紹介書

2018/05/13 16:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:病身の孤独な読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

昨年ノーベル経済学賞で行動経済学が注目されている中、本書は『ファスト&スロー』やセイラ―博士の著作と毛色の異なった書籍である。著者も世界的に有名な行動経済学研究の権威であり、自分の研究と過去研究を参照し、日常体験に即して行動経済学の研究の具体的な側面を描いている。読みやすさで言えば、本書が行動経済学の書籍の中でも上位にランクインするくらいである。

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