宗教の勉強になる
2014/12/12 13:09
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投稿者:ryu - この投稿者のレビュー一覧を見る
ますます宗教に興味が沸いてきました。すばらしい本です。
国家と民族と信仰と
2014/04/27 19:44
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やびー - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都、相国寺で行った、禅僧への講義を語り下ろしへ再編された本書。
キリスト教を信仰し、神学や思想哲学。現代政治経済を凌駕し、元外交官と言う肩書から現場での経歴はすでに有名である。
今回、特に面白かった、本書の中で語られる「第三講、宗教から民族が見える」に触れたい。
日本も民族問題を抱えており、沖縄(琉球民族)への問題に宗教、経済、貨幣という観点から民族問題が見えてくると、氏は説く。
最も強い宗教とは習慣で顕れると言う、氏の説明に納得の一言。
沖縄には本州とは違って仏教の影響だけで無く、「トートーメー」と言う仏壇を儒教的観念からの影響が強い。
沖縄では、男子直系しか、トートーメーを継ぐ事は出来ない。祭祀に関しては女性がイニシアチブを取る等、本州と慣習の違いもある。
琉球民族としての視点として、氏は「沖縄には孟子による、易姓革命の思想がありナショナリズムが高まれば独立もありうる」と、解く。
確かに、習慣(宗教)としての儒教(孟子を含めた)を含めた中国文化の影響も本州に比べて強いと感じる。
ただ、歴史としての琉球問題を取り上げる際に沖縄は何度か歴史を分断されている事を忘れてはならない。
近年で言えば、戦後、方言の禁止は文化の断絶と言う歴史の分断であろう。(最近では、揺り戻しによる方言の普及に力を入れ始めているがネイティブな方言を喋る二十代から三十代は少ないと言える。)
本土復帰や、先の敗戦。遡れば琉球処分から始まる近代への移行に沖縄は翻弄され、その都度価値観の転換に翻弄された。
そういう意味から考えれば、歴史の継続として沖縄県民のアイデンティティ(方言を理解出来ない、歴史を知らない等、沖縄の学力が最下位等)を問え無いのではないか?
私も沖縄県民の一人として歴史や政治、思想哲学や信仰に興味があり、親戚を沖縄戦で亡くしている。戦後生まれの私は、正直あった事も無い身内に感情移入が出来ず、後付けで得た知識が私の認識を支えている。
日本語と言う言語や価値観、文化の共有。貨幣から沖縄県民は日本から自立は困難だろう。
もしも、沖縄から独立と言うグランドデザインを描くなら、政治経済から思想、軍事外交から東アジアの共同を構築出来る政治家を沖縄県民は持たねばならない。(簡単に口走る知人には同じ事を問うが、真摯に答えを得た人がいない、単純にメディアの請け合いによる感情論からの始点に過ぎない。)
平和と言う怠惰に貪る私を含め、クライシスを感じ、国家と言う共同体の未来の指針と構築出来得る政治家を育てる土壌が沖縄にはあるのか?その事を尊敬して止まない佐藤優氏に問いたい。
沖縄問題に関しては、多様化された価値観が混在しており、「沖縄県民」の意見を一元化するのは不可能だと思う。
話が、偏ってしまったが氏が沖縄を含めた日本を考え、宗教と国家の位置付けが世界情勢にどう影響を与えるのか、様々な視点で考察を与えてくれる。
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キリスト教は仏教に勝てない。仏教、儒教、神道の相互触発の中でしか日本のキリスト教は理解できない。だから土着する必要がある。死者に関わる葬式仏教は強い。キリスト教はいかがわしい。等々、多少キリスト教を卑下する内容になっている。僧侶相手の講演録なので、サービス精神もあるのだろうが。
宗教のみならず、国家・社会・民族・歴史等々話が幅広く展開。講演録なので話が飛ぶし雑談的な話も多く、全体的にまとまりはないのだが、読みやすいしこれはこれでいいような。沖縄独立論、アメリカは神は認めるがイエス・キリストを認めていない、フィンランドのような高福祉国家は監視国家という話は興味深い。
中間団体こそが民主主義の砦であり、今までは企業がその役割を果たしてきたがもはや限界にきている。その役割を宗教が担えるか否かが今後の課題だろうか。自由主義とファシズムは対立するが、民主主義と独裁は矛盾しないので、中間団体の弱体化が結果ファシズムに繋がっていくのだろう。そこは警戒していかなければならない。
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佐藤優氏が、相国寺の僧侶100名に連続講義で、現下の機器に対する克服の処方箋という内容で抗議した内容の新書版である。
内容は、1講 キリスト教、イスラム教、仏教、2講 救われるとは何か 3講 宗教から民族が見える(宗教と民族) 4講 すべては死から見える(宗教と国家) の4回分である。内容は今までの佐藤氏の著作を読んでみればおなじみの論理や知識が多く出ていると思う。キーワードだけ挙げれば、
母親の沖縄戦の意味、父親の死に臨んで、日本キリスト教、一神教と多神教の違いの本質、イスラエルの本質、イスラム圏の本質、悪の存在、チェコスロバキアの分裂、フス、フロマートカ、フョドーロフと宇宙開発、多民族、多民族国家、沖縄の琉球王国の歴史、ゲルナーのナショナリズム論、貨幣論(マルクス)、定住革命、福祉国家=警察国家、法の精神
佐藤氏の今までの著書で出ている言葉や事例も多かったが、新たに出てきた事例もあったので読んでよかったと思う。佐藤氏の著作の中では、NHK出版の「国家論」が一番内容的には近いのかもしれない。
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話題が広く、佐藤氏の見識をなぞるだけでももう一度読まなくちゃ。
しばらく"職業作家"佐藤優を読み散らして見たい。
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本書は、前科一犯・キリスト教徒・同志社大学の神学部出身の佐藤優が、主に相国寺派の僧侶を対照した4回の連続講義をまとめたもの。僧侶を相手に、キリスト教徒であり、神学部出身であり、外交官でインテリジェンスの専門家であった佐藤優が、国家とか国際政治とか民族とか沖縄とかについて、宗教との関係の重要性を強調しつつ講義して、最後には質疑応答をしています。宗教自体について語っている部分はどちらかといえば少なく、やはり国際政治の話が多いから、サバイバル宗教論という題名はどうかと思うけど、国際政治を読み解く上で宗教の理解が重要であるのは良く分かる。また、国家と個人の関係、民主主義とファシズムの関係の話し、中間団体としての宗教の重要性のような議論も面白かった。
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タイトルが気になって手にしました。
著者の名前は知の巨人として知ってはいたのですが実際に本を手にしたのは初めてです。
タイトルからは勝手に宗教がテクノロジーの現代をどう生き延びていくのか
ということが書かれていると思っていたのですが
現代を生き抜いていくために知っておくべき宗教の基礎知識といったところでしょうか。
キリスト教、イスラム教、仏教などの伝統宗教という観点から見た世界情勢を解説しています。
とても複雑で理解するには難しいのですが勉強になりました。
通常の議論であればキリスト教、イスラム教などはひとくくりにされていますが
その中にも細かく○○派などとして主義主張が分かれており簡単にひとくくりには出来ないのだということも思い知りました。
個人的に教養が無さ過ぎて理解出来なかった部分も多いので
もう少し教養を身につけてから再読してみたいと思います。
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難しい…佐藤優さん、めちゃくちゃ頭いい人なんだなって分かります。知識量が半端ない、そしてそれを自分のものに咀嚼している。日本では中間団体の役割を企業が果たしているとの見解はその通りですね。
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多極化、帝国主義化する世界における宗教の役割、存在意義についての講義。
著者が寺で、僧侶を相手に行った講義が元になっているので、幾分読みやすい。
一神教が不寛容、多神教が寛容などという見方が間違っており、教義や救済といったその宗教の目的とするものを念頭においた上で、地域情勢を読み解く必要がある、というのはなかなかおもしろかった。
民主主義とファシズムは共存し、その行き過ぎを防ぎ、また民主主義を担保ための中間団体としての宗教、という考え方は霧が晴れた気がする。
中東、アメリカ、アジアそれぞれの文化に基づいた宗教体系には、そうなるべき必然性や、独特の役割があり、そういったものに敏感でありたいと思った。
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読み終わるまでに時間がかかってしまったので、はじめの方の話は既に忘れてしまったが、最終章の話はとても分かりやすく、またなぜ彼が相国寺の僧侶達とこのような話をしていたのかまで分かって色々納得が出来た。彼は偏った見方もしているが、論理的に物事を考えて世の中を分析している。頭がいい。何も知らない私が批判して馬鹿にするに値する人物ではなかった。反省。
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キリスト教徒の筆者が仏教団体に向けて、世界情勢の打開策案を、宗教・歴史の面から提示した講演録。筆者の豊富な知識・思想が、日々”当たり前”であるかの見方に別の考え方を提示してくれる。
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普段は接しないようなことを言うという価値が、著者にはあると思う。日米同盟なのにロシアからの見方をするとか、現代なのに宗教から見方をするとか、日本を沖縄から見るとか、イスラムの話とか。
普段は接しないというのは、普通のマスコミが言わないこと、とも言い換えられると思う。テレビは論外として紙面も事実報道だけで解説が拙いとか。
また、各地の文化と融合したキリスト教があるという話は興味深かった。
p19.父親自身は銀行に勤めていたのに、銀行員にも絶対なるなと言っていました。父親は、銀行の文化というのを非常に嫌っていました。
p28.通常の学問では、論理、整合性が高い方、理屈が通っている方が論争に勝つんですが、神学論争では常に論理的に弱い方、無茶なことを言う方が勝ちます。その勝ち方というのは狡猾で、軍隊が介入して弾圧を加えるとか、政治的圧力を加えるという形で問題を解決するんです。つまり、神学は非常に強く政治と結びついています。
p33.魚木先生は、純粋なキリスト教など存在しないと言っています。キリスト教というのは、それぞれの地域の文化に触発されて類型をつくってきたというのです。最初にパレスチナにあったキリスト教はユダヤ類型、その次にパウロによって広がったキリスト教はギリシャ類型、そして、カトリックになってラテン類型、その後、宗教改革によって、ゲルマン類型であるとか、アングロサクソン類型であるとか、あるいはロシア類型、スラヴ類型というものが生まれてくる。そして、19世紀以降に出てきたものとして、日本類型というのがある。
p54.イスラエルは核を保有しています。それと同時に、「全世界に同情されながら死に絶えるよりも、全世界を敵に回してでも戦い、生き残りを試みる」というのがイスラエルの国是です。もしイランが確実に核能力を持つということになれば、イスラエルは先制攻撃をするでしょう。
p75.イギリスのサッチャーさんがサウジアラビアを公式訪問し、ファハド国王と会談したことがありますが、そもそも女性がこんなことをするのは、ワッハーブ派の原理からするとおかしいはずなんです。実は、イスラームのジェンダー論というのは、一人の人間の中に男の要素と女の要素があると考えます。そこで、イスラーム教の宗教評議会は、サッチャーさんの過去の行動をいろいろと分析して、見た目は女性であるけれども、明らかに男性であるという認定のもとで受け入れたのです。
p76.ロンドンにある「結婚あっせん所」は、イスラームの宗教人が経営していいます。それで、写真を見せて、「はい、この娘は結婚時間2時間、慰謝料は3万円」と。これを「時間結婚」と言います。イスラーム教では4人まで結婚できますから、金持ちが3人と結婚して、4人目はあけておいて、時間結婚をやるわけです。ですから、600回結婚したとか、700回結婚したという人がたくさんいます。
p85.キリスト教会も、日本人の霊性を反映したあり方をしています。不思議なことに、死んで7日目に記念会というのがあって、49日目にも記念会をよくやります。「初七日」とか「四十九日」という発想は、キリスト教からはどうひねっても出てこないはずなのですが。
p88.ここにおられる僧職についている皆さんは、大変な訓練を受けています。前回の講座で、私が一番感銘を受けたのは、皆さんが笑わないということです。それから、びっくりした声もださない。
p95.ウクライナ、ベラルーシ、あるいはロシアの西部でかつてナチスドイツに占領された地域に行きますと、「ここでファシストによる惨殺が行われた」という碑がたくさんあります。その犠牲者のほとんどはユダヤ人です。しかし、ユダヤ人虐殺とは書かなかった。実は、ソ連の中にもナチスと相通じるような反ユダヤ主義があったことを隠したいからです。その雰囲気を淡々とグロスマンは書いています。
p97.日本人が物事を真剣に考えていくと、最終的には必ず西田幾多郎、田辺元たちを始めとする京都学派の発想になってきます。
p102.啓蒙の思想というのは理性を基本にしています。理性とはもともと「ratio」とか「rate」と言い、「分割」、「計算」という意味です。市場経済というのは、まさにこの理性の思想から来ています。
p110.特定の宗教が寛容であるとか不寛容であるという議論自体が間違っているわけです。ところが、「一神教は不寛容だ」という説は、かなり安易に通用しています。政治エリートでもそんなことを信じている人がたくさんいます。
p151.最も強い宗教というのは慣習という形であらわれます。「宗教」という形ではあらわれない。
p156.宗教改革の父であるルターは、ドイツ農民戦争のときに、こう言っています。「権力に逆らうのは神に対する罪を犯すことだ。今、農民たちは権力に逆らって反乱を起こしている。少しでも早く農民を皆殺しにして魂が汚れていないうちに救済せよ。そうすれば終わりの日に復活が可能になる。」
p172.世界の歴史を見ても、国家の長を直接選挙で選ぶようになると、王政はなくなる傾向にあります。
p206.帝国というのは、ばらばらで、まだらな領域があるということです。文化も秩序も違う様々な領域を維持していくことが、これから国際的なトレンドになっていくと思います。EUも、本質は帝国です。ギリシャとドイツとフランスでは文化が全然違います。歴史的な伝統も違います。それがとりあえず同じ枠の中にある。それからTPPも、アメリカの広域帝国主義政策です。またロシアも、ユーラシア同盟をつくっていくという帝国主義政策を行っています。
ニューギニアやアフリカの先住民には、狩猟採集を基本に生活している人たちが現在でもいるわけですが、その人たちに対する調査研究があり、3、4時間程度という結果が出ています。1日3、4時間働けば、人間は1日食べていくことができるわけです。ということは、8時間労働とか7時間労働というのは、狩猟採集時代の人間と比べて働き過ぎということになります。
p221.重要のは、定住に至るときに、必ず宗教が生まれるということです。
p223.宗教団体が課税されるようになると、その次はファシズムに向けた道が開かれます。宗教団体はファシズムに対抗する砦として、民主主義を担保する根本である、ということを認識してください。
p226.聖職者が独身制をとっている国というのは、例外なくその社会で宗教が実態として力を持っているところなんです。そういうところでは、独身制にしておかないと子供に権力を継承させることになり、財産や権力というもの���特定の門閥に集まることになります。
p231.沖縄の離島に、久米島という島がありますが、人口は8000人台です。そこでは生活保護の不正受給はありません。逆に生活保護を受けないといけないのに、世間体があるから受けない人のほうが多い。
p231.実は、高福祉高負担の国家というのは、人口1000万を超えるところはありません。300万人であるとか400万人であるとか、多くても600万人ぐらい。それは、いわば村の延長線上あります。お互いに何をやっているかがわかる社会なんです。
p235.実は、北朝鮮の人でも、ビザをとらないでパスポートだけで入国できる数少ない国の一つが、スウェーデンなんです。「どうしてスウェーデンは北朝鮮に対して甘いのか」と聞いたら、笑いながらハレヴィは、「ああいう北欧の高度福祉国家や第二次世界大戦で中立国だったスイスやスウェーデンというのは、たいへんな警察国家なんだよ」と言うのです。
p240.これは、平安時代の京都に来てゆっくり話せば、多分通じたと思います。遣唐使が中断されてから沖縄方言と大和の言葉は離れていきました。
p253.小泉さんは、本当のところ官僚と戦ってはいない。小沢さんは、本当に本丸である財務省と戦っていますから、この戦いはそう簡単にはいかないでしょう。
p259.我々はみんなクイスリングの犠牲者だ、ノルウェーはナチスと戦った、というパルチザン神話をつくって、戦後のノルウェーは福祉国家の道を進みました。
p260.束ねるというのがイタリア語の「ファシオ」なんです。ファシオは日本語に訳すと「きずな」という意味です。「きずな」というのはファシズムです。
p262.アメリカでも、日本でも、ロシアでも、知らず知らずのうちに国家、官僚が中心となって、ばらばらになった国民を束ねて強化していこうという発想が出てきます。
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佐藤優さんのアナキズム的な思考がよく表れている。宗教という信仰としてあるはずのものと社会主義という利他的で相互扶助的な精神的な姿勢がよくかみあう主題だったのだろう。こういった信仰と精神的姿勢はフロイトに言わせれば高度なものであり信仰というものがけっして侮れないものであり救済と希望がそこにあるのだろうと僕も思う。
カール・ポランニーによればファシズムとは社会主義の否定としての社会であるという。佐藤優さんが懸念されているファシズムが絆というもの民主主義というものから出てくるというのは社会主義の否定から絆を形成しようとする国家民主主義又は国家社会主義というものを連想させる。震災後絆という言葉が多く聞かれるがそれがファシズムと繋がる危険はかなりあると思う。
社会主義の回復とは信仰である。
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【世界は宗教によって動いている】宗教を知ることは単なる教養ではない。世界を生き抜くために必要な智慧である。民族と国家の根底にある宗教の意味を解き明かす。
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騙されずに自分で判断ができるようになるために勉強する。
語学というのは非常に時間がかかるもの。
パキスタンのような貧しい国が核兵器の開発ができるのはサウジアラビアが支援しているから。サウジアラビアはパキスタンの核兵器のオーナー。
アメリカはロマン主義を体験していない、その時期にフロンティア開発をしていた。だから合理主義の精神のまま21世紀を迎えてしまった。だから出世とか金儲けにしか興味がない。
ユダヤ教の典型的なカバラの思想は闇の部分を見つめる思想。必ず瞑想をする。
イスラエルは自分の国を守るだけではなく世界中に離散しているユダヤ人の利益も代表している。
政治学はソ連にはなかった。政治というものが独立しているというのは幻想であり、政治は経済や社会の構造によって規定されれっるおいうイデオロギーだったから。
産業社会の特徴とは文字が読めること。