- 販売開始日: 2014/06/27
- 出版社: 笠倉出版社
- レーベル: Cross novels
- ISBN:978-4-7730-8596-9
黒蝶の檻-禁断兄弟-【特別版】
著者 藤森ちひろ
義父の訃報を知り故郷を訪れた圭は、十四年ぶりに弟・亮と再会した。昔のように兄さんと呼んでくれたことで、圭の胸の罪悪感は再会の喜びへと変わった。だが葬儀の夜、亮が取り出した...
黒蝶の檻-禁断兄弟-【特別版】
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商品説明
義父の訃報を知り故郷を訪れた圭は、十四年ぶりに弟・亮と再会した。昔のように兄さんと呼んでくれたことで、圭の胸の罪悪感は再会の喜びへと変わった。だが葬儀の夜、亮が取り出した義父の遺品によって、ひた隠しにしていた忌まわしい記憶を曝かれてしまう。「――――は良くて、僕はだめなの?」亮はそう言って、遺影の前で圭を凌辱した。越えてはいけない一線を越え、弟に淫らに喘がされる自分。亮の瞳の奥底に狂気のような執着を見た圭は、耐えきれず逃げ出すが……。
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初めて読む作家さんでしたが面白かった
2015/10/29 15:00
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶーにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
兄弟の近親相姦ものです。圭が子供の時、いくら家を出たいからといって愛している幼い亮をおいて家を出るという点が腑に落ちませんがこれがなければ話は始まらないのでしょうがないかな。他の方も書いているように予想通りの展開ですが兄弟もの(嫌がるきれいな兄が受け×兄に執着する弟が攻め)が大好物の私には大満足です。ピアッシングシーンがあるので苦手な人は要注意ですが痛いのはこのシーンくらいです。○○しながらピアッシングは初めてだったので自分的には新鮮でした。
兄弟だけでなく・・・禁断一家
2021/05/06 06:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
兄弟という点で手に取った作品
確かに・・・兄弟ものなのですが、
禁断の一家もの的な・・・印象。
で、わりとさらりとした作品になっています。
一人の女を愛しすぎて、その妻の面影を追って息子に無体を働く義父
そんな男を愛する母
義父に無体をされてそこから弟を置いて逃げる兄
子供の時から兄好き好き、兄に執着する弟
母自体は登場しないのですが
でも彼女自身もこの負のスパイラルの一因。
(というか、主な原因?)
禁断といえば、兄弟よりも義父の兄に対する行為の方がより強い
一線を越えていないというお題目を義父自身も兄も持っているみたいだけど
実は遙かに超えている・・・と見える。
文鎮とか以前の問題として。
すでに母の身代わりとした時点で。
そして父は欲しているのは母の実体でなくて、「美しい」姿形なのだということが
ちょっと闇(病み)が深いと思う。
弟の執着は大好きな兄においていかれた上に
父が兄に対してした行為を知って・・・なのだと思う。
私としては、そこまで兄に執着していて
父が兄にしたことを知ったならば
父の自然死を待てるのか問題にたどりついてしまう。
まあ、弟は執着してはいるが割と甘めなところがあるなぁって印象
ということで、
禁断の泥沼の縁にいるような作品だったなぁという印象。
もっと奥深く泥沼にはまって欲しかったかと。
「自分のものにしたいから」と蝶の羽根をもぐ弟に
標本することを教える兄・・・
もうこの時点で兄の病みが透けて見えます。
最後の鮮やかに封印を解いた兄の心情がなければ
(いや、あそこはああこなくっちゃな感じなので)
作品の残念感が深かったような気がします。
近親もののドロドロ
2017/05/31 22:30
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
でも6歳から会ってない兄に、あんな執着を持ってたというのが唐突でした。
最初の凌辱から受が淫乱化するまでの数日は省略されてるし、受の流されっぷりや一転しての拒絶といった心情変化もわかるようなわからないような…という感じ。
省略されてた部分が読みたかった…!!!
全体はサラッと読めました。