世紀の誤審~オリンピックからW杯まで~
著者 生島淳 (著)
なぜかスポーツの大舞台で頻発する信じられないような誤審の数々。単なるミスか? あるいは意図的なものなのか? 新進気鋭のスポーツライターが多面的な視点で解き明かす。
世紀の誤審~オリンピックからW杯まで~
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大舞台で行われてきた誤審とは,その原因は
2004/09/20 01:35
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投稿者:格 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここに上げられている誤審の例とその原因を列挙すると以下のようである.
- 末次慎吾 2003世界陸上決勝で注意を受けた事件
1990年代の中国の大量のドーピング問題によるアジア人への偏見
→ルールを熟知,かつ,英語が堪能であれば防げた
- 篠原信一 2000シドニー柔道無差別級 決勝
審判の技術不足(審判制度の不備),抗議文を英語で書けない
- サッカー2004日韓ワールドカップの誤審の頻発
大陸間の審判の技術力のバラツキ.日韓戦の主審モレノには個別の疑問
- フィギアスケート2002ソルトレーク ペア カナダペアにも優勝
(理事会が 審判の決定を覆す)
採点制度の問題
- 1996アメリカンリーグチャンピオンシップシリーズでのホームラン事件
ホームタウンデシジョンなど,アメリカでは起きて当然?
- 1972ミュンヘン男子バスケットボール決勝 ロシアの勝利
複数の誤審とアメリカのミス
- 2003ラグビーW杯 弱小国への不利な判定
攻撃側に有利な判定を下すという発想と弱いものイジメ
基本的にはその競技のもともと構造的欠陥が誤審をもたらしているということらしいのだが,どうもそこまではっきりしているものは少なく,むしろ,人種的偏見のようなものも影響を与えているように見える.もっとも,英語力があれば防げた問題なども指摘しており,これについては,日本人としては克服可能な問題であり,こんなことはなしにしたいものだ