日本サッカーはなぜシュートを撃たないのか?
著者 熊崎敬
ついに開催されるブラジルワールドカップ。1998年フランス大会以来、5大会連続出場となる日本代表は、本田圭佑、香川真司など「史上最強」のメンバーで挑むことになる。日本代表...
日本サッカーはなぜシュートを撃たないのか?
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
ついに開催されるブラジルワールドカップ。1998年フランス大会以来、5大会連続出場となる日本代表は、本田圭佑、香川真司など「史上最強」のメンバーで挑むことになる。日本代表は過去の苦い経験を教訓として、今度こそ「すべての力を出し切る」ことができるのかーー。本書は、20年近く世界中をサッカー取材で飛び回り、スタジアムの内外で様々な経験を積み重ねてきたサッカーライターが、その過程で出会った具体的な場面を材料に、日本サッカーの宿痾ともいえる「シュート撃たない病」の原因を探った一冊。なぜシュートを撃たないのか? 日本サッカー最大の謎に、世界中のサッカーを最前線で取材してきた著者が、全力で挑みます!
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
ゴールへの執念が薄い日本サッカー
2014/05/18 10:24
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワールドカップが直前に迫り、サッカー音痴(オリンピックやワールドカップを見る程度)の私としては、予備知識をつけたいと思い、本書を買いました。
内容は、まさに表題の「日本サッカーはなぜシュートを撃たないのか?」について、多面的に考察したものでしたが、読後、日本サッカーは本当に大丈夫かという思いで一杯になりました。単なる熊崎氏の思い込みだったら良いのですが・・・。
例えば、以下のとおりです。
「日本サッカー界は、もっとゴールにこだわらなければならない。ゴールを決める手段としての、シュートに執着しなければならない(14ページ)。」
「世界的にはシュートを撃つのが当たり前で、日本人が撃たないのかもしれない。外国人はゴールに喜びを見出し、わたしたち日本人はパスに喜びを見出しているのだろう(37ページ)。」
つまり、簡単に要約しますと、「日本サッカーはゴールが必ずしも目的ではなく、それまでの過程をいかに美しく魅せるかが目的となっている。他国のように、型にはめずに泥臭くてもゴールを決めていくサッカーをプレイしないと、通用しないだろう」ということです。とにかく全編に亘り、熊崎氏が訴えたいのは、「ゴールへの執念」でした。この意識に欠けている日本チームに勝利はあるのでしょうか?
「日本社会の中で育まれた、シュートを撃たない日本サッカー。それを培ってしまったわたしたちは、もう一度原点に立ち返ってゴールを決めるためにシュートを撃たなければならない。それこそがサッカー最大の醍醐味。2014年6月、日本代表はブラジルで、どれだけゴールへの執念を見せられるだろう(263ページ)。」
サッカーを組織論・文化論的切り口で述べる本
2016/10/28 13:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
W杯をテレビ観戦してて、日本代表戦に何故か「一瞬も目を離せない」ようなドキドキ感(点を取られそうという意味じゃなく)がないなぁ、と思いつつ読んでみました。著者曰く「システム論(布陣)への偏重」、「相手が存在するという極シンプルな事実の軽視」この2点に日本サッカーの問題の根源があると。確かに「自分達のサッカーができれば勝てる」との考えに固執する様子は、面接や恋愛の場で相手の考えや好みが多種多様であることを忘れて「自分らしさが出せればいい結果がでるはず」とマニュアルに頼るような融通の効かない人にイメージが重なるような気が。トップレベルの戦いである以上、戦術は確かに必要だと思う。ただ著者の言うように、布陣も含めて戦術は勝つための手段であって、戦術が目的化していないかという視点は大切だと思います。
サッカーの知識があまり無くても、組織論、文化論的な視点が多いのですんなり読めます。
サッカーを組織論・文化論的切り口で述べる本
2025/04/21 17:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
W杯をテレビ観戦してて、日本代表戦に何故か「一瞬も目を離せない」ようなドキドキ感(点を取られそうという意味じゃなく)がないなぁ、と思いつつ読んでみました。著者曰く「システム論(布陣)への偏重」、「相手が存在するという極シンプルな事実の軽視」この2点に日本サッカーの問題の根源があると。確かに「自分達のサッカーができれば勝てる」との考えに固執する様子は、面接や恋愛の場で相手の考えや好みが多種多様であることを忘れて「自分らしさが出せればいい結果がでるはず」とマニュアルに頼るような融通の効かない人にイメージが重なるような気が。トップレベルの戦いである以上、戦術は確かに必要だと思う。ただ著者の言うように、布陣も含めて戦術は勝つための手段であって、戦術が目的化していないかという視点は大切だと思います。
サッカーの知識があまり無くても、組織論、文化論的な視点が多いのですんなり読めます。