読割 50
電子書籍
星やどりの声
著者 著者:朝井 リョウ
東京ではない海の見える町で、亡くなった父の遺した喫茶店を営むある一家に降りそそぐ奇蹟。若き直木賞受賞作家が、学生時代最後の夏に書き綴った、ある家族が「家族」を卒業する物語...
星やどりの声
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星やどりの声 (角川文庫)
商品説明
東京ではない海の見える町で、亡くなった父の遺した喫茶店を営むある一家に降りそそぐ奇蹟。若き直木賞受賞作家が、学生時代最後の夏に書き綴った、ある家族が「家族」を卒業する物語。
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紙の本
涙があふれて…
2015/02/05 10:40
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミル - この投稿者のレビュー一覧を見る
私にとって、涙がこらえきれない場面が随所にあり、読んでいた電車の中で、あたふたしてしまいました。
海辺の街に住む子沢山でユニークな家族のバタバタ楽しい日常の物語…かと思いきや、父の思い、娘達の思い、息子達の思い、母の思い…家族に対するそれぞれの溢れる思い、心の声、揺れ、痛みや愛情が、様々なエピソードとリンクしながら、巧みに綴られた、とても優しい物語、涙涙でした。
電子書籍
家族愛
2016/04/22 07:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:saya - この投稿者のレビュー一覧を見る
お父さんが亡くなり残された喫茶店をお母さんが営み、それを支える6人兄弟のお話。6人がそれぞれ一章ずつ語り手になります。家族それぞれの思いがとっても良かったです。最後は涙が止まりませんでした。
紙の本
明るくて、悲しくて、せつないストーリー
2023/04/29 10:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供のうちに父親を亡くし、それでも6人兄弟が結束して母を助け、大工だった父親が改装した喫茶店の経営を通じてたくましく成長していく。
ここまではよくある話でもあるが、その後のストーリーの急展開は予想外だった。
「もうだめだ」「いや、いけるかも」「やはりだめか」「いやまだまだ」のアップダウンの連続。
そして最後の方に出てくる、父親が喫茶店に設けた天窓の意味が明らかになった時には涙がじわりと出てきた。
疲れた心をふっと休めてくれる、誰かに勧めたくなる小説です。
紙の本
描写がすごく綺麗
2016/09/19 06:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はちみつれもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
情景描写がとても綺麗です。
あと、この話に出てくるビーフシチューが食べたいーーってなるくらい美味しそうに描かれています。
亡くなったお父さんが残した家族の輪が感動です。
紙の本
星やどり
2022/06/03 07:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
良かったら子どもに薦めようと読みました。
可もなく不可もなく。若い人は好きなのかな?
3男3女6人の視点から、悩みや葛藤、家族への想い、家族の中の自分が描かれています。
年代別に抱える物が違うのは分かるのですが、高校生3人は私には多すぎで、ここがくどい感じがしました。
鎌倉にしか思えなかった。
紙の本
いいはなし
2015/07/26 19:29
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る
一章ひとりの視点で、6人兄弟の気持ちが書かれる。
メインキャラ(早川家)の問題は解決した感じがするけど
脇役たちのその後がなんだか放りっぱなしな気がします。
でも、全体的に面白かった!
お父さんの強さと優しさをとても感じられる。、