紙の本
銀次郎ショック!
2014/05/18 06:39
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投稿者:坊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな展開になるとは…。銀次郎シリーズ、3作品で終焉なのか?このシリーズは、溶けていく、ために生まれた、祈れないと発表順に読むのがお勧めです。ちなみに私は、「彼女のために生まれた」から読んでしまい、会話の詳細が納得できない箇所がありました。
紙の本
「彼女」?
2016/06/11 15:09
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投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
フリーライターの桑原銀次郎が登場するシリーズ3作目。と思っていたら、ある事情で途中で語り手が変更。この作者のほかの作品にもあるように、最後にひっくり返す仕掛けがありますが、ほかの方もレビューで書いてある通り「力技」感が。その仕掛けを別としても、あまり読んでいて気分は良くないです。
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フリーライターの青葉が殺された.青葉が特ダネを追っていたことを知った同業者の銀次郎は青葉の特ダネを探すのだが,自らも罠に嵌ってしまい・・・.予想外の結末ではあるが,だからなに??という印象を拭えなかった.ちょっと僕には合わなかったようです.
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想像もしてなかったようなエンディングではあるが、ややアクロバティックすぎる印象は否めない…。なんというか、力技で強引にねじ伏せられたようで、やられた!という痛快感に欠ける。
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前作があったのを知らず、題名買いしました。
物語の進行は早くて飽きずに読み進められました。
読みやすい文章だと感じました。
小説だからこその良さもあったりして、でもこの手法は別の小説で読んだことがあったなぁ?と。
それでもしっかり騙されましたが(笑)
あっという間にサクッと読めてしまう1冊でした。
このシリーズの他の本も読んでみたいなぁ。
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タイトルの「彼女」って誰だ。
くみこまれていたトリックとしては性別トリック、ってことなんだろうけど。あ、そうか、今気づいたけど、もしお母さんの言うことが本当で、この薫くんがあの一家の息子であるのだとしたら、近親相姦の上に同性愛じゃん! すげぇな、どこの同人誌?
性別トリックというか、そっち系は結構最近森ミステリで読んでしまったので、衝撃としてはそちらのほうが面白かったなぁっていう印象。
銀ちゃんを誘う阿倍の様子とかからも、あーこいつーってのは分かるし、後半の薫くんパートもなんか歪だったわなぁ…… まあ薫ちゃんじゃなくて薫くんだったってのは気づかなかったというか、じゃあ一体利奈ちゃんはなんのためにこの子をお酒の場に呼んだのよ、と思ってな。この子呼んだら男3女1じゃん。どっかにこの薫くんが完全女装っ子とでも書いてあった? 工事済みとか? ちがうよなぁ……。こじつけでもいいからそれっぽい理由が欲しかったわぁ。読者を騙すためだけの表現だよねここ。前から言ってっけど、叙述は読者を騙すためのトリックであるからこそ、作中の人物たちが疑問を抱かない完璧な理由を用意しておかないと意味がない。
ていうか、阿部くんの言う「彼女」は利奈のことだよね。利奈から薫くんに糸が繋がるって意味だよね? 一回あっただけで、セクシャリティが同じで同じ男に良いようにされてるっていう境遇だけで、そこまで薫くんに感情移入できるものかね、とも思う。あるいは単純に同性愛者だということがばらされたくないが故の保身だけだったのかな。
帯に「その秘密は、日本を揺るがすもの」とか書いてあるけど、誇張表現だと思いました。
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桑原銀次郎のシリーズ。前回登場したとあるライターの死から始まる事件。なんと三分の一くらい読んだところで、シリーズ最大の衝撃と驚愕が! え、なんなのこの展開はっ! 愕然。
で、続きが気になってだーっと一気読み。うわあ、やられた! まさかね、この期に及んでこのネタに騙されるだなんて思いもしませんでした……おそらくミステリを読み慣れてる人ほど、これに引っかかって悔しい思いしちゃうかも。
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今までのシリーズに比べて読み終わった後に何か釈然とせず、どうもスカッとしない印象でした。
ただ、トリックにはまんまと騙されました!さすがです。でも政界を揺るがす…ってちょっと大げさだよなぁと思ってました。兼人や阿部の言動も何かこう腑に落ちなかったです。
こちらの作品を読むのは今までのシリーズを全部読んでからの方がいいかと思います!
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桑原銀次郎シリーズ第3弾。前作で絡んだライターの青葉幸太郎が日比谷公園のど真ん中で殺されたと知った銀次郎は、青葉が生前に掴んでいたというネタのせいで殺されたのではないかと疑う。そしてなぜか青葉の事件を追っている大手新聞の政治部の記者や、青葉の妻と接触した銀次郎は、ある1枚のデジタル写真を手に入れる。そこに映っていたのは、コスプレをしている女の写真だった。これが一体何だというのか?
銀次郎が主人公だと思って読んでいると、まず前半で衝撃をくらう。そして突然現われた語り手。この目線で進む後半、またしても古典的なトリックにあっさり騙される。なるほどなぁ。でも、後から読み返してもこれはかなりずるいというかおかしい表現があってあまりフェアな感じはしなかったなぁ。真相を知ってから思い起こすと、かなりディープな世界観。受け付けられない人もいるだろう。第1作目のあの子がちらっと登場。元気そうで何より。銀次郎がこうなってしまうと、シリーズはこれで終ってしまうのだろうか?
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叙述トリックって嫌いなのよね。
最後に種明かしした時に「そうだったのか!」と読者に思わせるには効果的だが、たいてい「そりゃねーだろ!」で終わってしまうからだ。
作者は分かってるけど読者に情報を与えないのが、どうもアンフェアな気がしてならない。
特に今作は読み進めて違和感感じまくりで「どっちなんだよ!?」と突っ込みどころだった箇所が叙述トリックのキモだったことが明かされて、なんだよ、そんなことかよ。でくすぶったまま終わってしまった。
あと、この内容で背表紙の文句は煽りすぎ。期待した分落差がひどい。
四分の三ほど銀次郎さん出てこないし。速攻フェードアウトですもん。
フリーライター桑原銀次郎シリーズとしては3冊目。
読んだ感想としては、う~ん、回を重ねるごとにレベルが落ちていくぞ、このシリーズは。
同業者のフリーライター青葉が殺された。
場所は日比谷公園、この謎を追う桑原銀次郎は青葉の妻から、青葉が最後に撮ったデジカメの写真を手に入れた。
そこに映っていたのはアメコミのコスプレをした女の画像だった。
この画像をネタに秋葉原で聞き込みを開始した銀次郎だったが、自身が巻き込まれることに。
殺された青葉が追っていた二世議員の家族のスキャンダルとは。
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唐突な出だし、途中淡々とした展開でどうかと思ったが意外な結末。ちょっと無理やりな感じもするがやられた感。
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銀次郎シリーズ第三弾
主役の銀次郎が途中からフェイドアウト。
ストーリーも気づいたらいつもと全く違うものに…。
最後はえぇぇっっ!?と、ビックリしたが後味は最悪。
まー、銀次郎シリーズは続くと思うけど…。
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フリーライター・銀次郎シリーズ
<あらすじ>
銀次郎の同業者・青葉が殺された。
青葉が特ダネを追っていたことを知った銀次郎はそのネタを追う。
手がかりは青葉のカメラに写っていたボンテージの女性。
写真の場所が秋葉原近辺だと突き詰め、銀次郎は友人の
阿部に会い協力を仰ぐ。
阿部は秋葉原に詳しくアニメ好き。写真の女性が着てたのは
ボンテージではなく映画アベンジャーズのブラックウィドウの
コスプレだったと判明し、コスプレショップで聞き込みし、
銀次郎は女性の手がかりをつかむ。
調査を終了し銀次郎は阿部の家で昼食をとることに。
そこで突如、銀次郎は阿部に刺され、倒れる。。。
青葉を殺したのは阿部だった!
一体なぜ?(ここまでで全体の1/3)
<オチ>
残り2/3は銀次郎登場せず。
保守派の政治家の息子・兼人に恋をした薫の物語。
ある日、薫は青葉から兼人について聞き込みを受けた。
そのことを兼人に報告し、兼人は周辺を調査して、
青葉に情報を売ったのは兼人の友人・阿部だとわかる。
兼人は薫を連れて阿部と会い、阿部を問い詰めた。
その後、兼人は薫を誘い秋葉原でデートした。
そして2人は付き合うことに。
でも度重なるデートで薫は兼人に弄ばれるようになり、
しまいには成人映画館内で犯されたりもした。
それでも薫は幸せだった。
そんな中、遂に青葉は兼人と対峙し、兼人に写真を突きつけた。
その写真は映画館内で兼人と薫がSEXしてる隠し撮りの写真で、
『兼人が同性愛者である』
というスクープだった。
薫は実は男だったという叙述トリックで、
兼人の前の恋人が阿部で、阿部は嫉妬で青葉に兼人の情報を売った。
兼人は阿部に会うとき、阿部に自分のことを忘れさせるため、
恋人同伴のフリをするため薫を連れてきたのだった。
保守派の政治家の息子が同性愛者だという真実をマスコミに知られたくないため、そして兼人のために、阿部は青葉を殺し、銀次郎を刺したのだった。
銀次郎が刺された現場に兼人と薫がやって来て、薫が通報し、銀次郎は何とか一命を取り留めた。
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騙された、そういうことか。
という感想は確かにあったが、最後のオチはそこかよってつっこみたくなる。
同性愛者がそこまで交錯する人間関係が異常に感じられる。ところで減点。
青葉の奥さんが意味深な気がしたが、そこまでの存在でなかったみたい。
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「彼女の」シリーズ第三弾。
残念ながら、個人的にはシリーズ追うごとに右肩下がりだといったところ。
本作は、衝撃度は高いが、それが活かしきれていない。
色々と期待していただけに、消化不良が大きい。
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