夢の花、咲く
著者 梶よう子
松本清張賞受賞作『一朝の夢』姉妹篇。あの“朝顔同心”が再び登場!ときは前作から遡ること5年。ひとりの植木職人が殺され、物語の幕が開きます。江戸を襲った安政の大地震、相次ぐ...
夢の花、咲く
商品説明
松本清張賞受賞作『一朝の夢』姉妹篇。あの“朝顔同心”が再び登場!
ときは前作から遡ること5年。ひとりの植木職人が殺され、物語の幕が開きます。江戸を襲った安政の大地震、相次ぐ付け火――。朝顔栽培が生き甲斐の同心・中根興三郎は、一見無関係なこれらの事件に潜む真実を暴けるのか?
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丁寧に描かれ、情緒ある作品に仕上がっている。
2015/09/17 16:49
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝顔同心興三郎の若かりし時の話。「一朝の夢」では興三郎の最期まで語られてるいるから、これは完全に過去の話になる。雰囲気はだいぶちがうが、これはこれでおもしろい。
後半、人物が入り乱れてややまとまりがなくなったきらいはあるが、割と現実味のあるまとめ方だったのがよかった。
背景の描き方として、前作では井伊寄りだったのが今回のはどちらかというと開国派寄りに感じた。この中立性は興味深い。