紙の本
田原氏の鋭い切り込みに臆することなく飄々と応える若手起業家の構図がいい。
2020/11/18 13:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
1冊の本に16人の起業家のインタビューって、ちょっと細々しすぎな感じと最初思ったが、田原総一朗氏による「まえがき」→第一章「儲けを追わずに儲けを出す秘密 LINE社長 森川 亮」と読んで印象は変わった。
いちばん、「あれっ?」と思ったのは、起業家としてビジネスに携わり、とりあえずの成功を収めているヒトの話にもかかわらず、ギラギラ&ガッツイた感じがないことか。
その後、次々と登場する1970年~1980年代生まれの起業家たちの考えを、どんどんと読む。
田原さんの切り込みは、真摯でストレート。そして、政治家やビジネス界の大物に対するのと同様、もちろんするどい。
しかし、その鋭さに臆することなく飄々と応える若手起業家という構図が心地よく、読み物としても純粋に面白い。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ベンチャー企業の若手の方々との対談を収録する形です。特別なことをされているのかと、思っていましたが、そうではなく……。しかし、それぞれ個性的……
投稿元:
レビューを見る
ああ、もうめちゃくちゃ面白くて、前向きで、ドキドキする。具体的な未来の希望と、それを進める人達の話。田原さんの質問がまた、わかりやすくて通り一辺倒じゃなくて、その人の人柄を浮き彫りにしていて、とにかく読み物としても、未来を知るための教養書としても、インタビュー集としても素晴らしい本。
今のところ今年面白かった内の3冊に入る。
投稿元:
レビューを見る
ここに出ている人たちはお金より社会的影響力と言うか、稲盛さんのいう「利他」に重きを置いている人がほとんどだった。
特にフローレンス・駒崎さんの「権力をDISるより、僕たちで下位を見つけて掲示していくことのほうが、問題を生んでいる構造を早く動かせる」がよかった。
根元から末端まで、「誰が悪い」に終始して、じゃあ誰がどう解決すんのよってのが欠落していることが多いと思っていたから、忘れずにいようと思う。
責任をはき違えている人に読んでほしい。
投稿元:
レビューを見る
ポストホリエモン世代の起業家16人と田原総一朗の対談。
もとはプレジデントの連載になっていたものを1冊の本にまとめた。
大体こういう風に連載をまとめたものって面白くないイメージがあったけど予想を裏切った。
抜群に面白かった。
なんといってもメンツがすごすぎる。もはやオールスターゲームかってくらい勢揃い。
フローレンス駒崎さん、マザーハウス山口さん、e-education税所さんの対談が1冊の本になっている時点で
即買おうって思ったけど他にもLINE、スタートトゥディ、ユーグレナ、ライフネット生命、リブセンス、Teach For Japanの
トップが対談をしているので、ネームバリューだけで買ってしまってもいい。
もちろん、内容も面白いのでおすすめ。
でも僕の中で特に面白かったのはやっぱり名前を出したあの3人。
特に税所さんの今は事業化を考えていないっていうのはすごいなと。
やっぱりお金のことを考え過ぎずにやりたい。
欲を言えば人数をもう少し減らして内容を厚くしてもいいかも。
1人10ぺージ強では物足りない。
投稿元:
レビューを見る
いわゆるベンチャーの最前線で頑張っている人たちへのインタビュー集。それぞれが短いので、それほど深い話ではないが、経営者の個性がよく引き出されていて、なかなか面白かった。
恐ろしく頭の切れる人、まさに不屈の闘志を持っている人、その一方で頼りない人もいて、田原さんにタジタジにされている人、ありのままで表現されていた。
投稿元:
レビューを見る
朝生の司会者、田原総一郎と若手起業家のインタビュー方式による構成。表紙がいい。「理想はわかった。でも、どうやって稼ぐの?」
起業したいと思う人、夢を持っている人。誰もが、誰かに質問したらたじろいでしまいそうだ。ましてや田原総一郎なんかに突っ込まれたら「楽しければいいんです」と逃げてしまいそうだ。
起業に興味が以前からあったのと、この表紙にひかれて思わず手に取った。
登場する若手起業家は名だたる面々。ちまちまと仕事をしたい人にはスケールがでかすぎて参考にならないかもしれないが、仕事の大小にかかわらず起業することは非常にパワーがいる。全員に共通するのは好きなことを仕事にしたいという気持ちと、困難にぶつかった時の問題解決能力。それに常に何か考えている。
私の興味ある業界の人はここには登場しなかったが、本気になって打ち込める環境を自ら作り出した話は、パワーがもらえる。後ろ向きな話が多いこのごろでは、一筋の光に見えた。
投稿元:
レビューを見る
田原総一朗がLINEの社長とか、ユーグレナ(ミドリムシの会社)のかフローレンス(病児保育を日本で初めて事業化したNPO)とか日本のポストホリエモン世代の若手企業か16人と行った対談をまとめたもの。人選が良くて、どの対談もとても面白く読みました。
「見えない社会で必要なのは、むしろ正解のない問題に対応する力、もっと言えば問題そのものを見つける力です。そういう意味では課題解決より課題設定でしょう」pp184(by田原総一朗 ティーチフォージャパン代表松田悠介さんとの対談より)
という文書が一番印象に残りました。
本当にそのとおり!!
巻末にはホリエモンとの対談も。
相変わらずギラギラしてます。
投稿元:
レビューを見る
一人に割かれる文章量が物足りなかった。それぞれすごいことをしている人なんだけど、もっと詳しく知りたかった。教育のところの田原さんの突込みがするどかった。課題解決ではなく、課題設定でしょ!と。田原さんの教育観が書かれた本が読みくなった。
投稿元:
レビューを見る
ホリエモンの次の世代の起業家たちと田原総一朗の対談集ですが、聞き手が田原総一朗である必要があったのか少々疑問です。
最後に特別対談として収められているホリエモンが一番ユニークだったのは皮肉。ホリエモンと他の起業家の対談の方が聞きたかった…それだとマニアックになってしまうのかな?
投稿元:
レビューを見る
総じて、淡々と自分のやりたいことを実現している人たちだと思った。一昔前と違うのは、皆が皆「熱さ」を持っているわけじゃないという点。
ただ、現実主義で、壁にぶつかっても淡々と問題を解決しているように見える。実際には、色々難しいことがあったんだけど、楽しんで解決してきたと思わせるというか、一昔前のように、努力の量や難しさを前面に出さないようになってきたのだと思う。
投稿元:
レビューを見る
リーダーシップについて、田原さんの見解が印象的。リーダーシップとは命を懸けて挑戦をすること。その姿を見て、周りはついてくる。そう、周りがついてくるかどうかで測れる指標とも言えるだろう。もちろん、周りがついてくるかどうかは、それら以外の要因もあるだろうが‥
また、リーダーシップとマネジメントのスキルは全く異なるということも同感だ。
現代の日本企業に見られるのはマネジメント力に長けた人は多くとも、リーダーシップを持った人は少ない。
私は、後者のリーダーシップを伸ばしていきたいと思う。
投稿元:
レビューを見る
かれんに薦められて読んでます。
最近伸びてる会社のビジョンや社風がよくわかる。
モチベーションあがる。
結局はやるかやらないか。
投稿元:
レビューを見る
今をときめくベンチャー社長16人の一人ひとり田原総一朗さんが、対談したものを書きおろした本です。16人の生い立ち、挫折、決断、そして新しい金儲けの哲学が詰まった一冊です。16人、まさに若手起業家のオールスターであり、前LINE社長 森川 亮/スタートトゥデイ社長 前澤友作/チームラボ代表 猪子寿之/ユーグレナ社長 出雲 充/フローレンス代表 駒崎弘樹/マザーハウス社長 山口絵理子/e‐エデュケーション代表 税所篤快/ライフネット生命社長 岩瀬大輔/リブセンス社長 村上太一/テラモーターズ社長 徳重 徹/innovation社長 岡崎富夢/リビング・イン・ピース 代表 慎 泰俊/ティーチ・フォー・ジャパン代表 松田悠介/ベレフェクト代表 太田彩子/ディー・エヌ・エー社長 守安 功/サイバーエージェント社長 藤田 晋/さいごに特別対談 堀江貴文 一読の価値あり。
投稿元:
レビューを見る
既存の概念をするするっと超えていける人が、本物になれるんだなーと感じた。特にフローレンスの駒崎氏のインタビューは秀悦。p.79島耕作にはなるまい、には、思わずはっとさせられた。