商品説明
村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、不適合だと分かる。和久は兄の竜彦に移植を頼むが、検査さえも頑なに拒絶する兄の態度に違和感を覚える。中国残留孤児の兄が永住帰国をした際、既に失明していた和久は兄の顔を確認していない。27年間、兄だと信じていた男は偽物なのではないか――。全盲の和久が、兄の正体に迫るべく真相を追う。有栖川有栖氏が「絶対評価でA」と絶賛した第60回江戸川乱歩賞受賞作!
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紙の本
一気に読破しました
2016/02/28 16:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まき - この投稿者のレビュー一覧を見る
今までには無かったテーマで、大変おもしろく読み終えました。是非、次作にも期待したい著者だと思います。
紙の本
乱歩の名に恥じぬ
2015/10/22 22:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすが江戸川乱歩賞を獲得しただけのことはある。中国残留孤児を扱った点もユニークだし、読ませるに十分の筆力の持ち主だと思う。ただ、前半がやや重い感じなのが難か。