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電子書籍
貨幣という謎 金(きん)と日銀券とビットコイン
著者 西部忠(著)
人間の幻想と欲望が、貨幣を生み出し消滅させる金と一万円札と電子マネーは、どこがどう違うのか? 続々と登場する「仮想通貨」は国家通貨を脅かすのか? バブルやハイパーインフレ...
貨幣という謎 金(きん)と日銀券とビットコイン
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貨幣という謎 金と日銀券とビットコイン (NHK出版新書)
商品説明
人間の幻想と欲望が、貨幣を生み出し消滅させる
金と一万円札と電子マネーは、どこがどう違うのか? 続々と登場する「仮想通貨」は国家通貨を脅かすのか? バブルやハイパーインフレはお金につきまとう必然なのか? ハイエク、ケインズなどの論を踏まえつつ、貨幣が持つ不思議な原理と振る舞い、市場や国家との関係、貨幣と資本主義の未来までを徹底的に論じる。圧倒的な貨幣論!
序章 貨幣という謎―貨幣がわかれば経済がわかる
第1章 お金は「もの」なのか「こと」なのか―貨幣と市場を再考する
第2章 「観念の自己実現」としての貨幣―日銀券とビットコインは何が違うのか
第3章 貨幣につきまとう病―バブルとお金の関係
第4章 なぜ資本主義は不安定になるのか―ハイパーインフレと投機を考える
終章 資本主義の危機と貨幣の「質」―どのお金が選ばれ、生き残るのか
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良く腑に落ちる貨幣論
2015/09/23 21:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:グラパン - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ著者の「資本主義はどこへ向かうのか」も読んで、なぜ貨幣が資本主義にとって重要なのかが良くわかった。バブルの発生についてはこれでもかという事例で詳しく説明されているので、理解が進んだ。只、著者が希望を見ているコミュニティ貨幣と現行の貨幣との共存についてもう少し詳しい記述があればさらに良かったと思う。