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ITベンチャー起業、ベイン&カンパニー等を経て、ライブドア証券副社長の立場でライブドアの一連の出来事を経験し、現在は日系コンサルティングファーム経営共創基盤にてパートナーを務める塩野氏が「スタートアップ」を切り口に、ビジネスとは?について纏めた一冊。
幅広い氏の経験が余すことなく反映されており、軽妙な語り口と相まって一気読み出来る読みやすさ。
20代社会人/学生をターゲットに記述されているが、可能な限り平易な言葉で説明している為、もっと下の年齢層も含めた、「18歳のハローワーク」的な読まれ方をされても良いかもしれない。もちろん、上の年齢層に取っても導入書や知識のアップデート用として非常に適している。
6章から成る本書の中で、日本の環境、仕事や労働でなく、「ビジネス」という観点・考え方の説明、その作り方や動かし方、実際にやってみたい場合に想定される将来など、マクロ-ミクロ、現在-未来と広範囲に渡って「ビジネス」に纏わる要素が語られている。
欲を言えば、本書によって向学心を刺激されるであろう読者向けに、推薦書リストを巻末に纏めて欲しかった。(脚注には随所に記載があるのだが。。。これも電子書籍になれば使い勝手が変わる部分かもしれない。)
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1章から4章までは起業に関する知識をまとめた本。事業計画とファイナンスだけを扱った本もあるし、ビジネスモデルだけを扱った本もある。ただそれらをまとめて読める本はなかったので、その点では読みやすい。
でもこの本で本当に価値のある部分は5章の社内起業の仕方と、6章の起業と失敗と人生におけるストーリーを扱った章。身近な人がでていたこともあるが、実例をたくさん見ているためとてもリアリティがあった。5章の外部アドバイザーの使い方については苦笑いな部分もあるが、とても参考になる。また失敗したらもう一回、の項はかなりアツい。4、5章だけでも価値があったと思う。
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6章の会社を潰したり、成功したりした後の話はそれほど世の中に出回っている話ではないので、貴重ですね。
シニカルで今風(?)な表現が多いですが、その裏にしっかりとファクトがあるあたりがリアルでいい。
この人ぐらい力まずに冷静にそしてアツく生きたい。
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リアルなスタートアップ
起業をするにあたり大事なこと。
○誰の何を解決するか。
○まずは一つに絞ってやってみる。
○事業計画書の作成、ここでも誰の何を解決するか、顧客は何人見込めるか、絞りが必要。ゆくさきにどのような将来が見えるか。
起業して・・
○失敗・・お金のねん出方法が重要
○成功・・何を成功とするか、仲間とワイワイ、世界を変える・・
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これは間違いなくいい本!
特に起業を考えていたり、会社内で新規事業に取り組みたいと考えている人にはぜひ読んでほしい。
新規事業の計画の立て方を、シンプルに分かりやすく伝えてくれる。
普通は取り扱われないような、大企業などで新規事業を立ち上げる場合のアドバイスなど、非常に役立ち、かつ共感できる部分が多かった。
軽妙かつシニカルな文体で構成されていて、非常に読みやすいが、内容は濃い。
「あなたのビジネスは、誰の?何を?解決していますか?」
本書で何度も繰り返される言葉だが、ビジネスを考えていく上では、結局これに尽きるのだと思う。
※これが大きければ大きなビジネスになりうるのだろうし、規模がなければそれなりのビジネスになるだけ。
本書に出てくるシンクランチの提供する、ソーシャルランチも面白いサービスで、そのプレゼン資料が見られるのも貴重だ。
起業志望者や、新規事業担当者には特に、そして出来るだけ多くの若者に読んでもらって、新しい事業・サービス・価値の提供に取り組む人が増えれば、もっと面白い日本になるのではないか。
そう思わせてくれるいい本だった。多くの人にぜひ読んでほしい。
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自分ももう少し若かったらな。
塩野さんが自分のことおじさんって呼ぶようじゃ、俺なんて・・・。
事業計画書に盛り込む内容
1.経営陣、2.ビジネスコンセプトと問題解決、3.市場と事業機会、4.ビジネスモデル、5.市場参入戦略、6.競合、7.競争優位性とリスク、8.数値計画(財務計画)、9.資金調達
1度、空想でもよいので事業計画書書いてみよう。
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ライブドアのM&Aにも関わった著者の「ビジネス立ち上げの取り扱い説明書」。ビジネスプランの作成の参考にしたのだが、網羅性は高く、ソーシャルランチの事業計画書の資料見本や、ビジコン審査員の視点から見たビジネスにおいて大切な点は役立った。ただ、全体的に話は薄い感じはした。
①ビジネスとは、「誰かの何かを解決すること」(p61)
ビジネスが利益を生み出すのは、ターゲットの不満を解消するなどして価値を生み出すから。だから、「誰の」、「何を」解決するのか明確にするのは大切なこと。意外にプランを練ってみると、その辺りが一言で表せなかったり、そこからもコンセプトの曖昧さが垣間見えるので、はっきりと示したい。
②事業計画のまとめ(p121)
内容的には濃くないが、最低限意識すべきポイントは載っている。リスク、競合、市場規模などマクロ環境の分析はあまり慣れていないのだが、マクロな要因からビジネスチャンスを考えることは社会動向に合った有効な考え方(PESTフレームワーク)なので、勉強になった。
③ビジネスに必要なお金を集める(第4章)
簡略的だったが、営業利益ベースでの評価や作成の際の数値感は役立った。他の本で詳しく勉強したい。
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起業が失敗したらどうなるか、成功したら?というところまで書かれていてなんとなくをイメージしやすくしてくれた
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一般的な起業論を、ちょっとひねくれた起業家たちが好きな言葉と形に落としてあげた本、という感じ。
塩野さん、min effortでよくこんな売れる本を書いたなーとか全然違う所で感動した。
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良書。これが理解でき、タネを見つければ、ソコソコ成功できる。早速、台湾新入社員に読ませている。どういう反応を示すかな?離職独立してまうかな。
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「地球上に自分の代わりは売るほどいる」→必要とされる能力がなければ会社は自分を必要としない。
日本で成長している分野はあるのか?自分は成長分野で働いているといえるか?☆←水戸市役所は??
日本の企業文化→海外では「驚きの日本」セミナー
オリット・ガディッシュ「自分自身が何をしたいのかを考えるべき。楽しめることをするべき。楽しくなかったら価値はない」
日本の企業は中小企業が大半。自社は成長分野にいるのか?業界でのポジションは?←意識することが大切
上司は決裁の過程で付加価値のあるインプットを行う必要がある。①論理的思考、会計、法務、リーダーシップ能力②業界の専門能力③社外人脈④社内用業務知識⑤会社のブランド
会社のために個人で訴えられたら?それぐらいの忠誠心はあるか?
この先どうなるかわからないなら、体力のあるうちに自分のビジネスを考えてみるのもよい。
シリコンバレーはイノベーション教に染まっている。ビジネスは「誰かの何かを解決するもの」→具体的に考える。→ストーリーつくり。
アイディア ted.com 小5でもわかるくらいがよい
付加価値をつけなければならないが、安くてうまい牛丼に勝てるか?
「3本のビジネスモデルがありまして…」←一本に絞れ
数字で考える。 売上=顧客×単価… 利益=売上-…
チームメンバーのやる気 内発的動機(楽しい,世の中に貢献)外発的動機(お金)
自社の強みをみんなが共有
失敗したら…会社≠自分の人生。倒産のニュースで社員が「旧経営陣はいらないな。更生法がいいな」のコメントがあればよい。→自社の倒産を頭の片隅に入れておくべき!!(個人の意見です)
倒産しても,ピンチのときの振る舞いが大切。(失敗を次に生かせるかどうかが重要)困難の時を恐れるかチャンスだと思うかは、その人の心次第。
人生の意思決定で迷ったら、なぜその判断をしたのかを後になって、家族,友人に短い言葉で話せる選択肢を選ぶ。
第4章 ビジネスに必要なお金を集める
会社の経営の仕組み①資金調達(銀行、VCの投資)②資産の購入(PC、自動車)③ビジネスモデルと資産を使って価値を生み出す④対価がお金になる⑤会社の価値
売上高=顧客数×単価×購入頻度
CF計算書 営業CF 投資CF 財務CF
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かなり起業家向けの本だった。ただ所々社会人全般につながる話も出て来たのでそこはとてもタメになった。これからの選択肢の1つに起業という道を含めるのも悪くないかもしれない。
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感想は以下。
http://masterka.seesaa.net/article/356367270.html
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・手にとった理由?
チラ見で具体性があるし戦略的キャリアが気になって
・この本どんな本?
起業への方法論と具体例をシニカルに解説
・一番の印象は?
そのビジネスは誰の何を解決してるか言えますか?
地球上に自分の代わりはいくらでもいる
・この作者の他の本を読んでみたいか?
結構シニカルな文書が多いが頭に入ってきやすく次も読みたい。
・感想
起業に失敗したらどうなるかっていう部分も具体的に書いてあった。
これは結構珍しいかも。
あとシニカルな比喩が多用されており思わず笑ってしまう表現もあります
文中に何度もでてくる
「あなたのビジネスは誰の何を解決していますか?」
ビジネスとはこれにつきると思う。
誰に何も解決してないビジネスは世の中に必要ないし
これを簡単に説明できないビジネスは間違いなく成功しない
・内容
現状の若者をとりまく日本の状況説明 →このままでは沈む未来は暗い
ビジネスを作り出す
ビジネスは成り立つのか?
ビジネスに必要なお金を集める
社内起業
起業と人生の成長ストーリー
・データ
タイトル:リアルスタートアップ ~若者のための戦略的キャリアと起業の技術~
著者:塩野 誠
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著者の塩野さんのウィットに富んだお話が面白く、終始テンポよく読み進めることができた。
紹介されている内容に関しては、事業計画書の書き方や財務3表の書き方などで、基本的といえば基本的なないようであったが、自分の知識を再確認・不足している知識を補うのにはちょうどよかった。
巻末のシンクランチ(ソーシャルランチ)の方のインタビューも興味深かった。