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無双の花
著者 葉室麟
島津勢の猛攻に耐え、駆けつけた豊臣秀吉に「その忠義、鎮西一。その剛勇、また鎮西一」と誉めたたえられた立花宗茂。もともと九州探題・大友家の家臣であったが、秀吉によって筑後柳...
無双の花
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無双の花 (文春文庫)
商品説明
島津勢の猛攻に耐え、駆けつけた豊臣秀吉に「その忠義、鎮西一。その剛勇、また鎮西一」と誉めたたえられた立花宗茂。もともと九州探題・大友家の家臣であったが、秀吉によって筑後柳川十三万石の大名に取り立てられた。関ヶ原の戦いで西軍に加担した宗茂は浪人となったが、十数年後、かつての領地に戻ることのできた唯一人の武将となった。右顧左眄せず義を貫いた男の鮮烈な生涯を描く傑作歴史小説!
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紙の本
立花宗茂の話、これは面白い
2017/06/13 16:45
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:平成の読書人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
九州の戦国大名であり、関ヶ原の戦いで西軍につき、一浪人となりながら、徳川政権下で、大名に返り咲いた稀有の人物の物語ですが、まさに葉室ワールド。数多くの登場人物が見事に描かれています。立花宗茂のことを知っている人にも、知らない人にも是非とも読んでいただきたい一冊です。
紙の本
無双の花とは良く名づけたものだ。
2014/09/07 11:54
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふとっちょパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
葉室麟さんが描く、男も女のどちらも凛々しい。
紙の本
一陣の吹き抜けるさわやかな風
2020/05/17 08:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ディック - この投稿者のレビュー一覧を見る
秀吉により豊前柳川の大名に封された立花宗茂。その妻たち、家臣たちとの物語である。関ケ原の戦で西軍に与した宗茂は、改易となり家臣たちと京都、江戸で家康に再び認められようとした。念願かない最後は柳川に再封されるにいたるまでの、心温まる一生がつづられている。
読後、一陣のさわやかな風が吹き抜けたような感じを受けた。
紙の本
立花宗茂の後半生
2022/03/24 23:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいてどうもスピードにのれない一冊でした。生涯不敗といわれる立花宗茂の、大名に取り立てられるまでの活躍、ではなくその後半生に紙面を割いています。他の立花宗茂伝の補完として読むと良いかなと思いました。
紙の本
硬さがある
2017/05/10 20:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章・人物描写とも硬さが気になる。人物の心情が型通りで物足りない。読者の心を動かすような厚みのある描写をお願いしたい。
紙の本
あっさりして物足りない
2015/09/16 13:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
葉室麟さんの作品はいくつか読んだが、私にはどうも物足りない。
どの作品も人間関係が淡泊なので、作品ごとの区別がつかない。
立花宗茂の場合、家来との結びつきがポイントになるのに、
その点をあっさり書いて、真田信繁を登場させても・・・?
立花宗茂については、多くの作家が書いているが、志木沢郁の
作品(学研M文庫)が、内容的に一番だと思います。