切り裂きジャック・百年の孤独
著者 島田荘司
1988年、西ベルリンで起きた謎の連続殺人。5人の娼婦たちは頚動脈を掻き切られ、腹部を裂かれ、内臓を引き出されて惨殺された。19世紀末のロンドンを恐怖の底に陥れた“切り裂...
切り裂きジャック・百年の孤独
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商品説明
1988年、西ベルリンで起きた謎の連続殺人。5人の娼婦たちは頚動脈を掻き切られ、腹部を裂かれ、内臓を引き出されて惨殺された。19世紀末のロンドンを恐怖の底に陥れた“切り裂きジャック”が、100年後のベルリンに甦ったのか? 世界犯罪史上最大の謎「切り裂きジャック事件」を完全に解き明かした、本格ミステリー不朽の傑作。
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切り裂きジャックの真相はここにある、のかも
2021/01/21 22:32
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る
切り裂きジャックがロンドン市民を恐怖に陥れてから一世紀。
統一前の西ベルリンを舞台に起こった、ジャックの再来を思わせる猟奇的な娼婦連続殺人。
実際の切り裂きジャック事件の概要、不可解なポイントなどをすっと読者に理解できるように物語は進み、実際の事件の奇怪さと、現代の事件への興味とで、引き込まれます。
かつてのスコットランドヤード同様に、事件に翻弄される西ベルリン警察の前に現れたのは、正体不明の外国人クリーン・ミステリ。彼の推理は、西ベルリンの連続殺人を食い止め、そして本家切り裂きジャックの事件をも解き明かします。
実際の事件の不可解なポイントをほとんど、ミステリとしての伏線、手がかりへと転化する着想が鮮やかで、現実の切り裂きジャックの正体もひょっとして・・・・・・と思わせる。現実の未解決事件を題材にしたミステリー小説のお手本のごとき一冊です。
興味深い事件の解釈
2019/10/31 03:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通り、かの有名な切り裂きジャック事件を扱ったミステリー。100年前の同事件をなぞるようにして、発生する事件。現在の事件よりも100年前の事件のストーリーの方が良くて、作者の事件に対する独自の解釈を興味深く読みました。一方、現在の事件は結論を100年前の事件と同じにしようと、そのこじつけ感が強く、結論も唐突で、ちょっと?マークが個人的にはたくさん出ました。最後に登場する日本人は御手洗!?
少し残酷な描写も
2016/02/27 22:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おさる - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し残酷な描写もありますが、
面白かったです。
事件にいたる経緯やその読後感は、
悲しみを誘うものです。
通勤や通学の合間ではなく、
がっつり腰落ち着けて読んで欲しい作品です。