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新・生き方術 俯瞰力 続・断捨離
著者 やましたひでこ (著)
こんな時代だからこそ持ちたい「深い洞察・高い視点・広い視野」=俯瞰力。関連書籍累計80万部突破! 2010年の新語・流行語大賞にもノミネートされた「断捨離」。その提唱者・...
新・生き方術 俯瞰力 続・断捨離
俯瞰力 新・生き方術 断捨離 続
商品説明
こんな時代だからこそ持ちたい「深い洞察・高い視点・広い視野」=俯瞰力。
関連書籍累計80万部突破! 2010年の新語・流行語大賞にもノミネートされた「断捨離」。その提唱者・やましたひでこが新たに発信する、『新・生き方術 俯瞰力』。
整理・片づけの概念を塗り替えた「断捨離」を、「内面」や「人間関係」「生き方」を問い直し、磨くツールとして再定義した待望の第二弾!
「俯瞰力(ふかんりょく)」とは、断捨離すれば自然と身につく、自在に、果敢に、意図的に生きる力のこと。片づけという物理的なトレーニングを続けていくうち、運・不運にさえこだわる必要のない、ゆるぎない私自身が培われる。これから、私たちがより力強く生き抜いてくために…。覚悟と勇気と前向きさが取り戻せる! 著者渾身の、生き方提案本。
目次
- 第1章 カタチから見えてくる見えない世界-「人」の章(「片づけ」で生きる力を磨くことができる
- 「もったいない」について改めて考える
- 深い洞察-モノが映し出す、人間関係と自分自身)
- 第2章 運・不運さえも越えたもっと見えない世界-「俯瞰」の章(いま必要なのは、意図的に生きる姿勢
- 運・不運に拘泥しない私自身
- 高い視点-モノ・コト・ヒト。すべてに通じる、自在な力「俯瞰力」)
- 第3章 そして改めて見える世界を整える-「命」の章(「場力」こそ命の支え
- 命を輝かせる、マイナスの方法論へのシフト
- 広い視野-命の観点で、社会・環境を見据える)
著者紹介
やましたひでこ (著)
- 略歴
- 東京都出身。クラター・コンサルタント。片づけ術「断捨離」を提唱。「断捨離セミナー」を全国各地で展開。著書に「断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵」など。
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紙の本
「断捨離」はつづくよ、どこまでも
2011/12/20 08:10
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
我が家では今年(2011年)の初め、ちょっとした「断捨離」ブームでした。
出てくるわ、出てくるわ、食器に衣料、見ないままのカセットテープ、何かの景品・・・。あっというまにゴミ袋が山のように。これですっきり。生活も変わった、はずでした。
それから、一年。あれ? いつの間に、こんなモノが。こんなところにコレあったかな、状態です。
空いた空間に入り込む新参モノたち。絞り込んだはずなのに、増殖するモノたち。
気がつけば、誰も「断捨離」なんて言わなくなっていました。
では、我が家では何がいけなかったのか。
まずは、「断捨離」の「断」ができていないのです。「断」とは、「買い物を吟味」したり「要らないモノは貰わない」だったりすることですが、これができていない。
でも、「断捨離」は節約術ではないのですべてを断ち切ることではありません。新しく増えたものと入れ替えることが重要になります。つまり、「ガラクタを捨てる」であったり「お気に入りに絞る」といった、「捨」が伴っていないのです。
「断捨離」の「断」も「捨」もできないとなれば、元の生活に戻ってしまうのも当たり前。そうなれば、「ご機嫌な状態」になる「離」なんてとても実現できません。
一口に「断捨離」といっても、その実、「断」と「捨」の繰り返しなのです。それが実現して、初めて「離」が達成できるのです。
本書でいう「俯瞰力」とは、この「離」の状態のことをいいます。
「断捨離」提唱者のやましたひでこさんは「俯瞰力」のことをこう書いています。
「「私」を軸にして空間(全体性)を的確に捉え、深い洞察・高い視点・広い視野へと移行していくことができる力」だと。
モノが増えるのも、モノが捨てられないのも、もしかしたら「私」という軸がしっかりしないからかもしれません。流行に左右されたり、衝動買いをしたり、使わていないものを捨てられないのは、いつの間にか「私」という軸を忘れているせいでしょう。
「断捨離」は単なるブームに終わらせてはいけないのです。「私」というものがあるかぎり、常にそれは続いていくのです。