商品説明
日本人は、魚や野菜、米ばかりを食べてきた民族だと思っていませんか? 答えはノー。日本人は古来から獣を狩る、立派な肉食民族だったのです。イノシシ、シカ、熊、ウサギ、タヌキにとどまらず、ハクビシンやトドまでを食べてきた日本人。それは各地に残る食文化や昔話からも容易に理解できます。そしてそれは、現在まで連綿と続いている食生活の様式なのです。国内にすむほとんどの獣を標的にしてきた山猟師たち。彼らに同行し、写真を撮り続ける著者は、2009年に『マタギ~矛盾なき労働と食生活』を記したカメラマンの田中康弘氏。日本の最北端から最南端まで、各地に残る狩猟の食文化等を様々な角度から紹介します。
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ハクビシンを食べたのにはびっくり
2014/08/26 00:32
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投稿者:くりんぐりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
カラーグラビアも多く、ノンフィクションを読むだけではなく、ビジュアル面でも楽しめた。
解体シーンなどもあるので、苦手な人はご注意を。あまりスプラッターなものはないですが、ダメな人はダメだと思います。
ミカン農家の方がとらえたハクビシンの話で、ミカン農家の方が「害獣に食い荒らされて落ち込むだけではなく、その害獣を捕って食べるほうがいい」というようなことをおっしゃってたのが印象的でした。「荒らされた」と落ち込むのではなく、リベンジで、捕獲して食べたほうが精神的にも健全な気がします。
他にも「臭いと言われる狸は本当に臭いのか」と食べたり、厳寒の北海道までトド撃ちに行ったり。非常に興味深い話が満載でした。