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加速する視線
高校時代ひそかに憧れていた人物との偶然の再会――。会社員の森中匡迩は、思わず彼――江崎圭輔を呼び止めていた。江崎が自分を覚えていてくれたことを意外に思いつつも、森中は彼と...
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加速する視線 (リンクスロマンス)
商品説明
高校時代ひそかに憧れていた人物との偶然の再会――。会社員の森中匡迩は、思わず彼――江崎圭輔を呼び止めていた。江崎が自分を覚えていてくれたことを意外に思いつつも、森中は彼と友人として付き合うようになる。端正な容姿で、男女問わずもてる江崎に強く惹かれていく森中。今の関係を壊したくなくて彼への想いを抑えようとしていたが、ある日、江崎が綺麗な青年にキスしているところを目撃してしまい――!?
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話してるだけで楽しい相手って貴重
2015/02/10 20:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
攻めの江崎は来るもの拒まずですが傲慢でもなく、ちょっと自己中だけど普通にいいヤツって感じ。
単に人に執着がなく、男女問わずモテまくりなため相手してるみたいな感じなんでしょう。
女関係だらしないけど友だちとしてはいいヤツって男友達に言われそうなタイプですね。
そして義月さんの作品にしては珍しく受けにひどい言葉をぶつけません(笑)
受けの森中は両親との関係のせいで高校時代は暗く、大人になってからも地味で、華やかな江崎と自分は釣り合わないと思って、好きな気持ちを隠して控えめに友だちつき合いをしているのが健気です。
森中が、江崎が自分に構うのは一時的でたまたまと思って引き気味なのに対し、江崎がグイグイくるのがけっこう面白かったです(笑)
しかも本人は惹かれている自覚なく、友だちとして居心地がいいと思ってたのが、後半で嫉妬して慌てて告白しにいくのが可愛かった。
そーゆーシーンが見れたのは楽しかったですが、基本的に森中視点で書かれてたのが急に江崎の視点が入ってくるのに違和感が。。
『駆け引きはバーで』よりはひどくないですが、義月さんは三人称の文章向いてない気が。。
その後の展開もバタバタとまとまってしまったのが少し残念ですが、作品としては楽しめました。
二編目のトモヤの話も切なくてよかったです。