そうだったのか! ニッポン語ふかぼり読本――LAの日系アメリカ人がどよめいた、日本語の隠し味
著者 ジョン金井
アメリカ、ロスアンジェルスに居住の著者が、アメリカ在住の日本人高齢者施設で行っているボランティア講演活動「ソーシャル・アワー」の基幹テーマは日本語。海外にいるからこそ分か...
そうだったのか! ニッポン語ふかぼり読本――LAの日系アメリカ人がどよめいた、日本語の隠し味
商品説明
アメリカ、ロスアンジェルスに居住の著者が、アメリカ在住の日本人高齢者施設で行っているボランティア講演活動「ソーシャル・アワー」の基幹テーマは日本語。海外にいるからこそ分かる日本語への興味と関心から生まれた、ふだん気づかない日本語の深くコクのある話題と蘊蓄を満載。闊達でウィットに富む日系人高齢者とのやり取りの味わいも格別のおもしろさ。そして私たち日本人がほとんど知ることがなかった日本語の隠れた魅力が全開です。「閏年」の怪、「御御御付け」の読み方は?「可口可楽」とは何のこと?「Japan」の語源には大いに納得、など、日本にいては誰もとりあげず、知らなくても気にならない数々の日本語、その奥の深さが明らかに。それはかつて遥か日本から太平洋を渡りアメリカ大陸で生き延びた日系アメリカ人が、たいせつに伝えてきた日本語に秘められた価値の再発見。日本語の摩訶不思議な奥深い味わいをお伝えします。
目次
- 序章 ここはアメリカ、「ソーシャル・アワー」は日本語で
- 第一章 暦に秘められた深い意味
- 第二章 興味津々、言葉のカラクリ
- 第三章 今どきの奇妙な日本語事情
- 第四章 地名にまつわる謎の数々
- 第五章 身体にまつわる「からだ言葉」の秘密
- 第六章 人の一生――人生の仕舞い方
- 第七章 凄すぎる、和製漢語と漢字の“怪”
- 第八章 和語のおもしろ語感と遊びごころ
- 第九章 そうだったのか。Japan、日本人
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読後、心が温まります。
2014/11/16 13:05
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:満月丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の日系人高齢者への深い愛情と尊敬の心にとても感動しました。気品あふれる文章で大変読みやすく、面白く、知的好奇心をしっかり満足させてくれる一冊です。
日本語の雑学が増えました。
2014/11/16 12:20
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シング - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本語の奥ゆかさが改めて知らされました。
大変読みやすくあっという間に読み終えました。
お年寄りとの会話も漫才みたいに面白く思わず笑って
しまいました。
第2弾を楽しみにしています。
異文化圏の日本語
2014/11/11 14:44
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は、日本語文化について、いろいろと面白く掘り下げている。日系のお年寄りには驚きだろうが、日本に住む私も、興味深く読めました。
抜群。
2014/11/11 08:33
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:兄貴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
高齢者のみなさんとのやり取りが抜群です。そのひとコマひとコマが、まるでその場にいるように伝わって来ました。
これを読みながら、高齢者のみなさんといっしょになって大声で笑っている自分に気付き驚かされました。
改めて日本語を見直しました
2015/01/04 23:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:magatama - この投稿者のレビュー一覧を見る
「本は人なり」という言葉がぴったりです。
日本語に対して又ソーシャルアワーの方々に対する筆者の真摯な愛情と敬愛が迸り
ユーモア溢れるやり取りに心がほっこりします。
日本に住んでいる私たちも日本語をもっと大事にし、育てなくてはと思いました。
おもしろおかしくタメになる
2014/11/24 14:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロス在住の日系人ホームでの日本語にまつわる講座
様々な境遇を経て日本から渡ってきた受講者たちには、開戦後まもなく日系人収容所に隔離された共通点があるという。
リニア新幹線着工の話題に「ウォー」と声が上がったくだりには思わず胸が熱くなった。
日本語の奥深い話が面白くタメになり、友達にも教えてあげたくなった。
それにしても、受講者たちの、なんと好奇心旺盛なこと!!!
著者とのやりとりに、ふきだしてしまった。
言葉とボランティア
2015/01/08 03:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リー - この投稿者のレビュー一覧を見る
日系人引退者ホームでのボランティア活動のプログラムである日本語の
エピソードというタイトルでの高齢者との会話のやりとりが、毎回楽しそうな
雰囲気の中で知的好奇心も刺激し、高齢者の心のケアーにもなり、ボランティア
活動について考えさせられた本でした。