- 販売開始日: 2014/10/16
- 出版社: NHK出版
- ISBN:978-4-14-081658-5
ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか
著者 ピーター・ティール(著) , ブレイク・マスターズ(著)
空飛ぶ車が欲しかったのに、手にしたのは140 文字だ「もし本気で長期的な人類の発展を望むなら、ただの140 文字や“永遠の15 分” を超えた未来について考えなければなら...
ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか
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商品説明
空飛ぶ車が欲しかったのに、
手にしたのは140 文字だ
「もし本気で長期的な人類の発展を望むなら、
ただの140 文字や“永遠の15 分” を超えた未来について考えなければならない。
ZERO to ONE はシリコンバレーを教科書に、
難題を克服してこれまで存在し得なかった偉大な物事を築きあげるための本だ」 by Peter Thiel
たとえば、日本が「失われた20年」と言われている間に、世界のイノベーションを引っ張っているのはアメリカ、特に西海岸のシリコンバレーだ。アップルやフェイスブックといった名前がすぐに思い浮かぶけれど、数多のスタートアップが起業しては消えていく世界でもある。
そんな中、次々と成功する企業を立ち上げる起業家集団がある。
オンライン決済サービス・ペイパルの初期メンバーとして繋がりが深く、現在もシリコンバレーで絶大な影響力を持つことから「ペイパル・マフィア」とも呼ばれる彼らは、ご存知ユーチューブ(YouTube)をはじめ、電気自動車のテスラ・モーターズや民間宇宙開発のスペースXからイェルプ(Yelp!)、ヤマー(Yammer)といったネットサービスまで、そうそうたる企業を立ち上げてきた。
本書はそのペイパル・マフィアの雄、ピーター・ティールが、母校スタンフォード大学で行った待望の起業講義録である。
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起業・投資家は一読すべき
2019/08/16 10:25
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キートン - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルから想像される内容からはいい意味で裏切られた。
起業の教科書かと思ったが読了してみればもっと幅広い。
そして濃い内容なのに小難しくなく腹に落ちやすい。
ピーター・ティールがカフェで語っているような構成・文体なので
すごく理解しやすいし、読んでいて疲れない。
スタートアップの起業から投資に関する話、そして今後の未来について。
何度でも読み直して彼の考え方、視点を自分にインストールしたい。
強調されていたのが「隠された真実」
起業にしろ投資にしろ生き残るにはいかに隠された真実を見つけ
たどり着けるか。
起業、投資する人間はすぐに手に取れるようにそばに置いておきたい。
それほど重宝する優しい教科書じゃないだろうか。
最高でした
2017/12/27 08:21
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ろば - この投稿者のレビュー一覧を見る
国内の安易な知識の寄せ集め本ではなく、
自身も創業者として活動していただけあって知見が深い。
米国ITの世界
2016/01/17 21:09
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:徹徹 - この投稿者のレビュー一覧を見る
米国流のITビジネス構築の話が展開されています。米国流のITイノベーションとは何かを知る上で読んでおくべき1冊と思います。
0に飛び込め
2015/03/26 12:03
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
読後に無性に行動したくなる本だったから当たり。『リーン・スタートアップ』の最小のものから始め最速で改善するという考えとはかなり異なる。タイトルの通り完全にまっさらで競争企業が存在しない0に飛び込もうとする 会社に投資するのが彼のスタイル。投資家は着目点がおもしろい。
スタートアップの7か条
2016/04/10 01:09
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コピーマスター - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまで世の中になかったものを、一番効果的なフィールドを狙ってドカンとやれ、もちろん考え抜いてやれ。それが未来を作ることだ。「ゼロ・トゥ・ワン」はそんな本だ。
著者のピーター・ティールは「リーンスタートアップ」とは逆の立場。
また、戦略もなしにトレンドに乗ってあとは成り行き任せという怠慢な態度も批判している。
本書を読むと、「大きく」成功する企業は、成功すべくして成功しており、決して偶然の産物ではないことがよく分かる。その法則はペイパルのようなユニークなサービスを売る企業だけに限定されることではない。
ドットコムとか、クリーンエネルギーとか、多数の企業が参入し、最終的にバブルがはじけた時、あれはバブルだったから失敗したというような論調の話になりがちだが、そんな中でもきちんと成功している企業もあることが紹介されている(ペイパルもドットコムバブル期の企業)。
明暗を分けた違いは何か。
それを知るには本書のスタートアップで考えるべき7か条がとても参考になると思う。
ところで、本書をビジネス書としてみた場合、せいぜいお金や名声を得ようとか、よくても社会貢献しようという発想の人は引いてしまうかもしれない。ピーター・ティールの未来を作るという、まるでマルクスのような理想に鼻白んでしまうだろうから。
起業しようと思うなら読むべし
2015/08/31 03:01
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ほん太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
リーンスタートアップなどとは対極にあるかもしれない。
これを読んだからといって0から1を生み出せるようになるかは別だと思うが。