- 販売開始日: 2014/10/25
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: 角川oneテーマ21
- ISBN:978-4-04-704012-0
癌 患者になった5人の医師たち
著者 著者:黒木 登志夫
癌の罹患を知らないことは、はたして幸せなことだろうか。患者になった5人の医師が、癌告知のあり方や治療法、癌との付き合い方、癌を受け入れる事の必要性などについて語る。
癌 患者になった5人の医師たち
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医師はどのようにガンに立ち向かったか
2001/01/11 20:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:青木みや - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書のテーマは、「癌克服」。癌を体験した5人の医師が、がんをどう乗り越えてきたか、その体験から何を得たか、自分の医師という職業に照らし合わせてどう思ったか、を書きつづっている。手記だが、同じ病気を体験してもそこから引き出されたものや視点は違い、それぞれ好きなように思ったことを書いている。個性が感じられ、指針ではなくて、個人の考え方が示されるている。
医師の告知の方針や病気の受容などに対する考え方は、患者側への影響が大きい。「体験しなきゃ患者の気持ちはわからない」というわけではないが、心持ちはやはり違う。医者として癌の進行具合が自分で察せられ、医療は体を新品にしてくれるものでないと理解している。その上でどう立ち向かって行ったか、その経験をどう生かしどう伝えていくか、という静かな意気込みが感じられる。
(青木みや/管理栄養士 http://member.nifty.ne.jp/live/)
<目次>
まえがき
きょうのような明日がくることを願って 小倉恒子
“強敵”ガン細胞との闘いは知的ゲームでもある 黒木登志夫
ガンよ、ありがとう 柴田高志
抗ガン剤を拒否して栄養療法を選択した私 星野仁彦
ガンもまた人生 荒川健三郎