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Twitter、Facebook、ブログや掲示板など、どんどん利用する人達は増えていて、身近な噂や芸能ゴシップや専門的なものまでネットにはさまざまな情報が溢れている。
SNSによりだれでも個人的な情報をネット上にアップする機会が増えている。
だれでも、被害者や加害者になりかねない状態なのだけども、この本ではそうならないための注意喚起のための知識が事例とともに紹介されいてる。
ネットや書き込みを全く使用しないってのも一案だけども、なかなかそうもいかないと思うので、こう言う情報を参考にするのも大切なことだと思う。
名誉毀損や、ネットストーカ対策、選挙時の情報の取り扱いなど、さまざまあって参考になった。
ただ、法律のおいてはグレーゾーンがかなり広いんだなってもの感じた。
情報の取り扱いにおいては不注意にならないように気をつけなければならないけども、何もかも自己規制してしまうのもつまらないと思う。
うまく付き合っていきたいな。
監修は鳥飼 重和だけども、著者は
神田 芳明、前田 恵美、深澤 諭史、香西 駿一郎
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【内容(「BOOK」データベースより)】
思わずブログに綴った悪口、正直に書いた店のクチコミ、良かれと思って拡散させた噂話、気軽にしたSNSのタグ付け…これらが全て「犯罪」だとしたら!誰もが気軽に「発信」できる時代には、誰もが知らぬうちに加害者や被害者になる。著作権侵害、名誉毀損、個人情報漏洩、虚偽広告など具体的な相談事例を元に、自分や会社を守るための知識を弁護士が徹底解説。インターネットを使う全ての現代人に必読の一冊。
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【目次】
序章 「加害者」にも「被害者」にもなる時代
第1章 人は知らぬうちに「加害者」になる
・「勘違い」で罪を犯す人々
・「名誉毀損」をしてしまう人々
・「個人情報」を漏らしてしまう人々
・「肖像権」を侵害してしまう人々
・「著作権」を侵害してしまう人々
・「嘘」による罪を犯す人々
・「善意」で罪を犯す人々)
第2章 人はある日突然「被害者」になる
・書き込まれたら、こう対処する
・新手のネット問題に巻き込まれたら
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インターネットを使っていて,「これって法律的に大丈夫かな」と感じることは多いと思うが,それらの疑問について,弁護士がわかりやすく解説している。よくまとまっている。
少し理屈っぽい感じもするので,もう少し実際の事例を書いてもらうと,法律に詳しくない人にもより身近に感じられるんじゃないかな。
内容的には,名誉・信用毀損,プライバシー,著作権,プロ責法等。
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ネットの怖さを知らないでいると、本人の知らないうちに、「加害者」にも「被害者」にもなってしまうことがたくさんあるということですね。
まぁ、パソコン通信の時代からネット経験している我が身にとっては、とりたてて目新しいというか、驚くような内容はなかったけど、こうやって改めて整然と具体例を並べ上げられると、、、しかも弁護士という立場で解説されると、いい加減な我が身を少し反省せにゃならんなぁ・・・とも思ったりした。
とりあえず、自ビールの記録を公開することは・・・これも、酒税法違反?ってことで、別件逮捕の口実には十分成り得るので(忙しくて記事を書いている暇がないというのが本音ですけどね)、当分お休みしようってことにしました。
(2014/6/17)
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もしインターネット上で情報漏洩/名誉毀損/営業権侵害/などの被害にあった場合はp147以降を読むことにします。
私が最も知りたかったyoutubeをブログで引用すること/mash upをインターネット上にuploadすることの法律的解釈については残念ながら記載がありませんでした。まあ、言わずもがな、ということでしょうかね:-)
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誰もが情報を発信し予想も付かぬ広がりを見せる可能性があるネットにおいての加害者にも被害者にもならない為の知識は確かに必要。でも人には表現の要求があり自由があるし、法律の解釈・適用もあくまで一例ではあると思う。最低限の心構えとして持っているだけで良さそうな部分もあるかな。だけどとりあえずはざっと眼を通しておいて損は無い。
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タイトルのとおりの内容です。前半はちょっと迂闊なつぶやきについて、違法となるかどうかの可能性を具体的に紹介。これは「加害者」側の話。
後半は「被害者」側の話、つまりネット上の書き込みで名誉毀損されたりしたときの対処の話。こっちのほうがおもしろいです。
弁護士さんが著者ですが、わかりやすいよう具体的な事例を挙げて解説するとか、用語もくわしく説明するとか、法律の話でも難しくないよう工夫されているので、読むのは苦ではありませんでした。
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ネット上でいろんな人が情報発信するようになったけど、それが故に誰もがいつでも「加害者」あるいは「被害者」になりうる世の中になったんだと。じゃあルールを知ろう、法律を知ろうってことで肖像権や著作権、名誉毀損やらプライバシーの侵害やらについて具体的な例とともに説明してくれるので読み物として普通に面白いし、勉強になった。いろんな企業や組織もソーシャルメディアの利用ガイドとか作ってるんだろな。
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ネットの書き込みには、このくらいなら大丈夫だろうというのは、一度立ち止まって考える必要があると思った。みんながやっているから、事実だからいいと思ったというのは、言い訳にもならず、犯罪になることもある。これから、自分を含め、ネットの世界が当たり前になっている子供たちへも教育をしていく必要があると強く感じた。
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非常に平易な言葉で書いておられ,法律家でなくても理解できる中身になっていると思います。個々の問題に関して,淡々と書いておられます。
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普段からインターネットを利用する身にとっては、知らなかったでは済まされない問題が多々あると気づかされる一冊。
何気ないネット上で発せられたつぶやきなどによって、人に迷惑を被る可能性が多大にあるということで、Twitterなどで言葉を発する時には、不特定多数の人が閲覧できるだということを意識するべきということである。匿名だからといって、追跡できてしまうため、名誉毀損等に発展しかねないので、より注意する必要があると感じた。また、情報の公開について、慎重になる必要があると認識させられた。
著作権については間違った認識を持っていたということに気づかされた。
情報化社会の現代において、知っておくべきことが書かれているおり、専門的なことも、わかりやすく説明しているので、あらゆる年代にオススメである。
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これはとっても勉強になる!すごくわかりやすい!
タイトルのインパクトがすごいけど、内容はまさに「知らないとマズいネットの法律知識」でサブタイトルの通り。
序章と第一章『人は知らぬうちに「加害者」になる』、第二章『人はある日突然「被害者」になる』で構成されていて、第一章で三分の二を占めている。
それほど、「書き込んだ内容、共有した情報が瞬時に不特定多数の人間の目に触れる」というネットの特徴ゆえに、「知らないでいるけど知らないではすまされない問題」がたくさんあるんだね。
どの法律の何条にあたるのか、参考になる判例、そしてそれをより噛み砕き身近な例に置き換え…という形が繰り返され、何が問題なのか・どこまでが問題なのか、その根拠、とにかくわかりやすく解説してくれるすごい本!
すごくお勉強になりました。
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法律というルールを知らないと、加害者にも被害者にもなる時代。積極的に発信しているならば、きちんとルールも知っておこう。
弁護士の立場からは、まず法律ありきになるし、基準はそれしかないのだろうけど、現実的にはどうかという感があります。
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本書は2つの章から成る。前半は加害者になる場合のユースケースを紹介し、後半は被害者になった場合の対処方法を記載している。
タイトルが示す通り、加害者になる場合の説明に重点が置かれている。インターネットは公衆の場であると捉えれば、いずれも未然に防止できると思う。自分も気をつけるようにしたい。新聞等で話題になった事件をモチーフにしており、個人的に目新しさは感じなかったため、星3にした。
一方で、被害者が弁償を勝ち取るまでの手続きがいかに大変かも思い知らされる。加害者よりも被害者の方が立場が弱いのは世の常なのか。
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「ネチケットなんて昔から言われているのに、何を今さら…」と思っている人にこそ読んでほしいです。
匿名で投稿できたり、簡単にできたりするので意識していないのかもしれませんが、そんな投稿の中にも実際に法に触れてしまうことが数多くあります。
特に最近目にする「名誉棄損」や「個人情報漏洩」に相当する投稿は、ネチケットやネットマナー以前に法律違反です。
匿名であることをいいことに過激な発言をしている方は、もう一度勉強し直してください。
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新書だし、タイトルからして、もっと軽い読み物風になっているのかと思ったら、ネットに関する法律の入門書として、とても読みやすくまとめられていると思った。昔法律をかじったことがある者としては、ネット関連の最近の判例の動向なども知ることができ、思いがけずよい勉強になった。
ただ、法律書というものは、おしなべてこういう書き方になってしまうので、法律を詳しく勉強したことのない人には「結局白なのか黒なのか、はっきりしてない!」と感じられてしまうところもあるのではないか・・・とは思う。でも、事例ごとに、個別具体的な状況を勘案して判断されることのほうが圧倒的に多いのはいかんせん事実で、その点を、専門家なのにいとも簡単に断言してしまったりする人が多い昨今、乱暴な二元論にしてしまったりせずにきちんと説明しているところなど、著者である弁護士さんたちにはとても好感が持てた。きっと編集者と闘ったんだろうな・・・などと勝手に推測してしまったり。このタイトルは、ぎりぎりのところで譲ってあげたりした結果なのかな・・・?