ふしぎな夢(新潮文庫)
著者 星新一
『ブランコのむこうで』で星新一の世界を知ったあなたにも、ずっと愛読してきたあなたにも、おすすめの11編。没後の作品集『気まぐれスターダスト』を再編集。『ブランコのむこうで...
ふしぎな夢(新潮文庫)
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商品説明
『ブランコのむこうで』で星新一の世界を知ったあなたにも、ずっと愛読してきたあなたにも、おすすめの11編。没後の作品集『気まぐれスターダスト』を再編集。『ブランコのむこうで』のような味わいのショートショート「ふしぎな夢」、初期の力作「憎悪の惑星」「黒い光」「謎の星座」「月の裏側基地第1号」などを収録。――まだまだ楽しめる、星新一の異次元ワールド満載の一冊!
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ショートショートだけじゃない。
2008/05/20 21:44
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hachi - この投稿者のレビュー一覧を見る
星新一といえば、ショートショートで有名だ。
私自身も星作品との出会いは、小学校6年生の頃に
読んだ、ショートショートだった。
本書にもショートショートは勿論収録されている。
しかしショートショートよりも長い、「短編」と言った方
が良さそうなものも多い。
星作品のショートショートといえば「ブラックユーモア」や
「どんでん返し」といったイメージがあるが、「短編」は
そういったイメージが覆されるものばかりだった。
しかし、それは決して悪い意味ではない。
確かに驚くような展開は少ないかもしれない。
だがその分安心して読むことができ、
ブラックな話は少し怖くて苦手、という人も
読みやすい内容になっているだろう。
また本書の魅力は、その表紙の可愛らしさだろう。
(残念ながら、表紙が表示されていないが)
多くの星作品の新潮文庫の表紙は、いつ描かれたか
わからないくらい、古めかしい表紙のものが多い。
「それも味」という人もいるかもしれないが、
表紙は本を買うときに、背表紙の次に目が行く場所である。
読者が「読みたい」と思う装丁にするのも、大切なのでは
ないかと思わされた。
素晴らしい本です
2024/06/29 16:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
宇宙を舞台にしたファンタジーが多く、安心して読めました。これまでに読んだ著者のブラックな部分が少ない作品でした。
少年時代の話に見える
2017/03/25 15:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tamayo04 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブランコの向こうでをほうふつとさせる表題作のほか、少年などこどもが主人公の話が多くて肩の力を抜いて楽しむことができる本です。寝る前の読書にぴったりな感じがします。マイ国家やぼっこちゃん、おーいでてこーいのようにこわめな後味がないので快眠できそうです。