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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2014/11/07
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社文庫
  • ISBN:978-4-08-746403-0
一般書

電子書籍

そろそろくる

著者 中島たい子

「泥棒?」アパートに入ると、仕事道具の紙や画材が散らばり、キッチンは卵の殻がへばりついている。自分でやったこととわかっているが、それにしても……。生理前に必ず陥るこのパタ...

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そろそろくる

税込 407 3pt

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そろそろくる (集英社文庫)

税込 440 4pt

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商品説明

「泥棒?」アパートに入ると、仕事道具の紙や画材が散らばり、キッチンは卵の殻がへばりついている。自分でやったこととわかっているが、それにしても……。生理前に必ず陥るこのパターン。イライラしたり落ち込んだり。でもこれもやっぱり自分なのだ――。彼や友人たちの理解を得ながら、生理を通して、自分を見つめなおしていく秀子。PMS(月経前症候群)と格闘する30代の女性を軽快に描く。

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評価内訳

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紙の本

PMS(生理前症候群)を三十代女性の暮らし、仕事、恋愛を通して描いた小説。共感するところ多数!

2010/09/05 16:21

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:月乃春水 - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルが気になり手に取りました。「そろそろくる」…何が?
三十代のイラストレーター、独身、ひとり暮らしの秀子の暮らし、仕事や恋愛を軸に、PMS(月経前症候群。「生理前に、身体の具合が悪くなったり精神が不安定になるやつ。」P81より)が描かれた小説です。

きれいにつるんとむけない、とむきかけのゆで玉子を流しにおもいきりたたきつけ、自分の無能さに涙し、嗚咽しながらクッキーにかぶりつき、三袋ノンストップで食べきる。
翌日、生理が来て、荒れ果てた部屋を見て、まったく、なんであんなに悲観的になっていたのか、自分でもわからない、と思う。

大晦日、実家に呼ばれて行ったけれど、ささいなことでケンカして家に帰ってくる。TVを観ていたら、ヒーターの灯油切れ。買い忘れていた。ガソリンスタンドに自転車で行ったらなんと売り切れ。身も心も寒く、涙の染みが広がって冷たい。そんなとき、学生時代からの友人、育枝ちゃんから電話がかかり、弟が車で出かける途中、買い置きしてある灯油を届けてくれるという。元旦から生理が来た。

働く母で、小・中学校の同級生、何度か仕事を紹介してもらっているニンニンと食事をしたとき、ニンニンは肉を追加して「すみません、PMSのまっただ中で、セーブ効かないんです」と頭を下げる。
はじめて聞く言葉。生理の前に肌が荒れたり、胸が張ることはあるけれど、そこまで意識したことはないと答える秀子。
うちに帰って、健康雑誌のバックナンバーでPMSの特集を見ると、精神的症状の□に、全てチェックが入る!と驚く。私のことだよ、これ!

□ゆううつになる □イライラする □怒りやすい □攻撃的になる □無気力になる
□集中力の低下 □記憶力の低下 □涙もろくなる □自信がなくなる □不安になる
□暴言をはく

秀子は実家に大晦日、怒って出ていくように帰ったことを詫び、「私、PMSみたい」と言う。
これまで姉の育枝ちゃんからたびたび話は聞いていたものの、二度目に会った大晦日から急激に進んだ基樹とのつきあいも、PMSでどうかしていたんだろうか、と自問する。

グループ展への参加を育枝ちゃんから誘われているが、実家で保管してあった子供の頃の絵を見て過去の記憶がよみがえったり、現在仕事としてやっているイラストにも自信がなかったり、悶々としていたけれど、基樹がつきあっていることを姉に公表したこと、自分はPMSかも、と自覚したことで、だんだんやる気が出てくる。
秀子は子供の頃の絵をモチーフにして描こうと決める。

ある日、秀子は基樹に「PMS、って知ってる?」と雑誌を見せる。「バンド?」と聞き返した基樹は、機嫌が悪くなるのは知っている、という。月経の周期をグラフにしたものが載っている雑誌を見せると、真剣に見て質問してくる。
そして、大晦日も生理の前だった?と聞く。灯油を持ってきたオレが神様に見えちゃった?と。そして「PMSのおかげじゃん」と言う。秀子は「そうだね、神様じゃなくって、王子様だった」と答える。

突然予告もなくひとりで車に乗り遠くに行き、「オレも、PMSかもしれない」と電話で伝えた基樹と、後日、ふたりでドライブし、九十九里の海岸にたどり着き交わす会話。
なにげないものですが、互いへの理解がずっと深まっていて、とてもいいラストシーンでした。


ストーリーで描かれているのは、秀子のPSMだけではなく、友人たちについても描かれています。
育枝ちゃんは生理前のひどい頭痛で吐き、脳の病気ではないかと本気で悩んだこともある。
ニンニンは小四の息子とケンカ。さら親と子のやりとりが原因で夫婦ゲンカに発展する。

ニンニンがおもわず叫んだ「文句ならホルモンに言ってよ!」はけだし名言です。
わけわかんない言葉だけれど、ほんとうにそう叫びたいのが女性の心情。どうにもコントロールできない!
後日、秀子がニンニンにいう言葉
「確かにPMSはホルモンのせいなんだけどさ。そのホルモンも、自分の一部なんだよね」
という実感にも深くうなづいてしまいます。

身体に起こる症状は、原因を知ることで安心できるし、身体のメカニズムを知り、対処し、折り合いをつけていくことは、なにより健康に暮らしていくために、必要なこと。
それが小説として描かれているこの本は、共感するところいっぱいでした。

InBook.jpで、印象に残ったところを引用しています。


本についてのよもやま話。 <ブログ> 本のことあれこれ

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2009/07/08 00:04

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2009/08/17 21:40

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2009/09/14 21:12

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2010/02/11 13:34

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2011/03/04 18:02

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2012/01/25 00:21

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