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電子書籍
弱者の居場所がない社会 貧困・格差と社会的包摂
著者 阿部彩
貧困問題の新しい入門書。誰でも「居場所」「つながり」「役割」を持って生きていたいと願う。そのキーワードとなる「社会包摂」なしに、これからの社会保障政策は語れない。気鋭の研...
弱者の居場所がない社会 貧困・格差と社会的包摂
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弱者の居場所がない社会 貧困・格差と社会的包摂 (講談社現代新書)
商品説明
貧困問題の新しい入門書。誰でも「居場所」「つながり」「役割」を持って生きていたいと願う。そのキーワードとなる「社会包摂」なしに、これからの社会保障政策は語れない。気鋭の研究者が、熱く熱く語る。(講談社現代新書)
目次
- プロローグ 社会的包摂と震災
- 第1章 生活崩壊の実態
- 1 衣食住の崩壊
- 2 公共料金、保険料、借金
- 3 貧困は健康を蝕む
- 4 震災の長期的影響
- 第2章 「最低生活」を考える
- 1 「貧困」ってなに?
- 2 貧困の定義
- 3 「最低限の生活」に必要なおカネ
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いい本
2012/01/26 07:23
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K・I - この投稿者のレビュー一覧を見る
書評を書くのは半年ぶりだ。
半年前からひとりぐらしをしている。今、この文章を投稿しているのもネットカフェからだ。
僕は専修大学の唐鎌教授の講義に感銘を受けた。それからもう6年以上の歳月が経っている。
この本は多くの人に読んでもらいたい、とくに若い人に。
近いうちに日本の「成人」は18歳になるかもしれない、自分たちの「意見」を表明するために多様な意見にふれるということは必要だ。
アルフレッド・マーシャルは「ウォーム・ハート、クール・ヘッド」といった。この本にはそれも通底している。たんなる「研究者」としてではなく、一人の人間としてまた、社会保障の専門家としての「思い」がつまっている。
(ちなみになぜ、AVがこれだけ現代日本で一般化しているか、この本で紹介されている「社会疫学」の仮説で説明できる、と個人的に感じた。結局、男は女を組み伏せたいのだ。AVはそれを男に疑似体験させる。それは一種の「暴力」なのだ)。