- 販売開始日: 2014/12/10
- 出版社: 早川書房
- ISBN:978-4-15-050381-9
史上最大の発明アルゴリズム
著者 デイヴィッド・バーリンスキ , 林 大
コンピューター・プログラミングにかかせないアルゴリズムは、微積分とならび、数学史上最重要の発明である。17世紀に原型が見いだされて以来、現在のアルゴリズムの精緻な形式の完...
史上最大の発明アルゴリズム
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商品説明
コンピューター・プログラミングにかかせないアルゴリズムは、微積分とならび、数学史上最重要の発明である。17世紀に原型が見いだされて以来、現在のアルゴリズムの精緻な形式の完成までには、じつに300年を要した。ライプニッツ、ゲーデル、テューリングら、あまたの天才数学者・思想家が繰り広げたそのドラマを、小説形式の断章をはさみつつ紹介。読者をアルゴリズムの世界の魅力へといざなう傑作ポピュラーサイエンス。
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読者をアルゴリズムの深い世界にいざなってくれる興味深い書です!
2020/01/23 09:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、専門知識がなくても、楽しく面白く読めて、教養が身に付くと大人気の「ハヤカワ文庫ノンフィクション<数理を愉しむ>」シリーズの一冊で、同書はアルゴリズムについて書かれた傑作です。アルゴリズムというのは、現代のコンピューターのプログラムングに欠かせないものとなっており、微積分と同様に、数学史上のとても重要な発見であると考えられています。数学史を紐解けば、ライプニッツ、ゲーデル、テューリングといった過去の偉大な思想家たちがアルゴリズムについて考え、それを精緻化するまでにはかなりの時間がかかったようです。そこには幾多のドラマがあり、それは「小説より奇なり」といわれるようなものばかりです。同書はアルゴリズムの世界に読者をいざなう一冊です!
史上最大の発明アルゴリズム
2022/07/07 18:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読むのに時間はかかりましたが内容がアルゴリズムなのでわかりやすく解説するのに相当な苦労があったと思います。数学のもんだいですが良くわからなくとも何か神の領域を知るようで最後まで楽しくよろことができました。また、アルゴリズムの歴史を流れでつかむことができて良かったです。
書籍説明にはアルゴリズムの世界の魅力とあるのだが
2015/11/29 21:58
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:okadata - この投稿者のレビュー一覧を見る
純粋な論理だけの話だと読んでて面白いものではない。だからと言ってわけのわからないぐう話を散りばめられてもたまったものではない。しかし約500ページのこの本の半分はそんなぐう話でしめられており、それを全部取り除くとようやくよくあるノンフィクションの造りとなってくる。原文も訳者が頭を悩ますほど変わった構文を多用していたらしい。
「読者が本当に知りたいと思うのは実験がうまくいったかどうかだということだと思うわ」
「ああ、うん、見事にうまくいったよ。そこははっきりさせたつもりだったけど」
「私にはわからかったわ」編集者は言った。「どううまくいったの。読者は、そのエーデルワイスさんが実際に問題を解いたかどうかを知りたがるわ。生化学的な名前がどうだっていうの」
「そのことを言おうとしていたんだ。記号を定めるだけで問題が解けるってね」私は言った。
「でも、デイヴィッド、それを読者に説明しなくちゃいけないわ」
「私たちに説明してくれなくちゃ」
どうやら、誰もかもに説明しなくてはいけないようだ。
この本がその説明だとすると何もわからなかった。