読割 50
電子書籍
街道をゆく(31) 愛蘭土紀行(II)
著者 司馬遼太郎
アイルランド人は、客観的には百敗の民である。が、主観的には不敗だとおもっている──ダブリンからアイルランド西部のゴールウェイ、アラン島、そそいてケリー半島へ。荒蕪の地で形...
街道をゆく(31) 愛蘭土紀行(II)
街道をゆく 新装版 31 愛蘭土紀行 2 (朝日文庫)
商品説明
アイルランド人は、客観的には百敗の民である。が、主観的には不敗だとおもっている──ダブリンからアイルランド西部のゴールウェイ、アラン島、そそいてケリー半島へ。荒蕪の地で形成された不屈のアイルランド魂とケトル的神秘への道。
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紙の本
良い本です
2024/03/31 11:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界に散らばったアイリシュの子孫として映画監督のジョンフォードが登場します。私は若いとき映画好きで彼の作品を数多く見たので、うれしくなりました。
電子書籍
ジャガイモ讃歌
2023/06/22 02:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の全作品において
かなりの比重を占めている
「街道物」の第三十一作です。
著者が英国との関係における
愛蘭土の立場によせる共感は
理解できるものの、
彼が本篇の旅行経験から物した前作、
愛蘭土紀行の第一分冊で言及した、
スウィフト、ワイルド、イェイツ、ジョイスら、
アイルランド文学の歴史を彩る錚々たる
顔触れのうち、英語ではなく、
主にアイルランド語で述作した者が皆無で
あることに、言いようのない複雑な感情を
抱いてしまいました。
紙の本
妖精の国
2020/09/13 05:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アイルランドと日野ンとの共通性も見出す。あちこちに存在する精霊的なものやラフカディオハーン、ケネディー一家、刑事コロンボなども登場する。
紙の本
嗚呼、ジャガイモ万歳
2022/05/31 17:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が英国との歴史的関係における
アイルランドによせる共感は理解できるものの、
彼が本アイルランド行きで物した前作、
愛蘭土紀行の第一分冊で言及した、
スウィフト、ワイルド、イェイツ、ジョイスら、
アイルランド文学の歴史を彩る錚々たる
顔触れのうち、英語ではなく、主として
アイルランド語で述作した者が皆無で
あることに、なんとも言えない複雑な感情を
いだいてしまうのも事実です。
紙の本
日本好きのアイルランド
2021/02/22 11:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:井沢ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
アイルランドの紀行文。アイルランド人の思想や考え方は歴史に影響を受けており、例えば、、カトリックが入る前の土着の神が妖精になって今でも語り継がれていること、そしてプロテスタントの英国から植民地にさせられ長年ひどい目に遭ったことで英国嫌いが強いこと、そのせいもあって現実離れした空想が豊かで文化的には優れ多くの文学の巨匠を輩出してきたこと、などが語られている。意外だったのは日本人びいきで、ひどい目に遭わされた英国に対して第二次世界大戦で戦った日本には友好的であることを初めて知った。敵の敵は味方ということことだが、それだけではなく、土着の神道と妖精、能や茶道など精神構造を重視した文化と空想の豊かさ、そしてお互いに島国であることなども共通性があり親密度が高くなっているのかもしれない。もっとも、今はアイルランド気質が変化しているかもしれない。
紙の本
歴史の勉強をしながら旅行ガイドにも。
2016/03/30 17:11
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヨッシーパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズは39巻目を読んでいます。
歴史的な人物や出来事を含めて作者が実際に行った土地土地のことがよく分かります。
作者の行程に従って旅行したこともあります。