読割 50
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赤い地獄
著者 川奈まり子
官能小説家・川奈まり子の、初ホラー小説! 幼少の頃から 美熟女ブームを巻き起こしたAV女優時代、そしてつい最近にいたるまで、実際に著者が遭遇した肝の冷える恐怖体験を元に、...
赤い地獄
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赤い地獄 (廣済堂文庫 モノノケ文庫 ホラー)
商品説明
官能小説家・川奈まり子の、初ホラー小説! 幼少の頃から 美熟女ブームを巻き起こしたAV女優時代、そしてつい最近にいたるまで、実際に著者が遭遇した肝の冷える恐怖体験を元に、人間の業と欲と色が織りなす深くて赤黒い闇の底を描き出す。寝苦しい夏におすすめの、奇妙で淫靡な物語集。 ホラー作家・岩井志麻子氏「書いた作家だけではなく、書かれた怪異そのものに色気がある」と推薦いただいています!
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アダルト作品と、実録ホラーのデビュー作が入っている一冊
2022/10/20 17:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KeiM - この投稿者のレビュー一覧を見る
実録ホラーライターの川奈まり子氏の初期作品。フィクション三篇、ノンフィクションの八王子話が収録されています。
エッチとAV撮影の話が多いから、ホントが見え隠れしていそう。エロもグロもありました。登場人物の弱さの描写がリアルでした。
ラストの「八王子」はノンフィクション。子供のころからの体験ではじまりますが、最終話が八王子に完全に呼ばれちゃってる話で、今までの八王子怪談がラストでするりと繋がるような展開。
それにしても著者のもつ隠し玉はうらやましい。昔飼っていた猫も著者を守る。そうじゃないと怪談なんて書けなかろう。
生きている人ももういない人も、ぞわぞわさせてくる短編集でした。