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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日:2014/12/19
  • 販売終了日:2018/01/11
  • 出版社: 講談社
  • ISBN:978-4-06-219292-7

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一般書

電子書籍

九年前の祈り

著者 小野正嗣

「握っていなければならぬ貴重な手がふと離れてしまうとき、あたりにたちこめるとりとめのない時間は、甘美な苛酷さへとまがまがしく変容する。その一瞬に立ちあった者の心の乱れは、...

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九年前の祈り

税込 1,430 13pt
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九年前の祈り

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商品説明

「握っていなければならぬ貴重な手がふと離れてしまうとき、あたりにたちこめるとりとめのない時間は、甘美な苛酷さへとまがまがしく変容する。その一瞬に立ちあった者の心の乱れは、容易にはおさまるまい。『九年前の祈り』は傑作である。」─蓮實重彦氏絶賛!!幼い息子をつれて海辺の小さな集落に戻ってきたシングルマザーのさなえ。痛みと優しさが胸を衝く〈母と子〉の物語。

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みんなのレビュー82件

みんなの評価3.0

評価内訳

紙の本

排斥と包摂

2016/10/01 17:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:十楽水 - この投稿者のレビュー一覧を見る

総じてて男たちの影が薄い表題作は、母権的で「古い」世界から脱出した主人公が、カナダ人の夫と離婚して息子・希敏を連れ故郷・大分に帰ってくる。カナダ旅行の記憶と交錯しながら物語は展開していく。

近代と前近代、都市と土着、科学と迷信、開放と閉塞。主人公の生まれ育った土地が放つ後者の色合いに、違和感、馴染めなさを最初は感じた。喜怒哀楽を共にする、土着的な共通感覚は、デリカシーの無い視線で少数者を排斥する。無自覚であるため加害意識とは無縁、当然反省することなどなく、共通感覚は持続していく。だから異議を申し立てたい自分がいるのだが、読み進めるうちになぜか、命で笑い、泣くような女たちの姿に、排斥よりも包摂するような、包み込むような懐の深いものを感じ取ってしまった。

比喩が多彩。その一部に苦手さを感じたが、これほど海にまつわる表現が書けるのはすごいことのように思った。著者と海の関わりの深さが伝わってきた。

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紙の本

芥川賞をもらったそうで。。。なるほどね。

2017/07/30 20:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る

大分県佐伯市の海岸沿いの過疎の町が舞台。 そこに生きるまたはそこに縁ががある人間(お互いゆるーいつながりがある)の何かあまりついていない人生のお話。 いかにも純文学っている感じで しっとり、じっくり(?)感じるものがないわけではないんだけどこれからどうなる(?)という未来があるわけでもなくて 多くの日本田舎みたいに ゆっくり死に絶えて行くのかなあ?的が暗さがある。 結局人生ってハードだよね。。。ということか。

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紙の本

この人の今後は?

2015/10/23 16:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

芥川賞受賞作で、新聞各紙では文芸評論家が絶賛、となれば読まぬわけにいかないが、現代と神話がリンクしたり、やたら比喩が多かったりで、やや凝り過ぎかなという感じ。異性からみたシングルマザー、それだけでも十分に成り立つ話と思ってしまうのは、凡人だからか。

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2015/04/23 08:13

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2015/05/16 18:03

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2019/05/16 21:09

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2018/08/19 16:30

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2015/03/26 13:42

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2021/08/07 10:35

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2015/05/17 14:59

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