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稲賀敬二コレクション〈4〉後期物語への多彩な視点
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稲賀敬二コレクション〈4〉後期物語への多彩な視点
稲賀敬二コレクション 4 後期物語への多彩な視点
商品説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
国文学者、稲賀敬二(1928-2001)の仕事の全貌。斬新な『源氏物語』成立論をなし、『堤中納言』『落窪物語』『住吉物語』などの魅力的な注釈者でもあった氏の、単行本未所収の論文を集め、ジャンル別に全6巻に収めたシリーズ。豊饒にして刺激に満ちた稲賀ワールドを堪能できます。各巻には、第一線で活躍中の研究者による解説をつけました。
目次
- 序 平安後期物語素描
- 第1部 『寝覚』『浜松』『狭衣』の世界(形式的処理による一つの場合-『寝覚』『浜松』に関して
- 形式的処理の一死角-『浜松中納言物語』をめぐって
- 『寝覚』『浜松』の位置-位置づけの前提条件の一考察
- 『寝覚』『浜松』の表現-その一、髪の描写語彙の相異
- 平安後期物語の新しさはどこにあるか-『寝覚』執筆時に意図された「新しさ」
- 後期物語は『源氏物語』の亜流か-「寝覚の広沢の准后」と「源氏の准太上天皇」
- 『浜松中納言物語』-平安後期文学の作品研究
- 東宮実仁親王の死は『狭衣物語』を変貌させたか-物語前史としての「源氏のおとど」の物語
- 堀川関白は幼帝補佐の摂政を経験した-『狭衣物語』の作者の政治史認識)
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