風は山河より(四)(新潮文庫)
著者 宮城谷昌光
戸田正直の奸計により尾張へ運ばれた竹千代であったが、織田から思わぬ厚遇を受ける。人質を掠奪され、なお駿府に臣従する決意をした広忠は、佐久間氏に送り込まれた隻眼の男の凶刃に...
風は山河より(四)(新潮文庫)
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商品説明
戸田正直の奸計により尾張へ運ばれた竹千代であったが、織田から思わぬ厚遇を受ける。人質を掠奪され、なお駿府に臣従する決意をした広忠は、佐久間氏に送り込まれた隻眼の男の凶刃に斃れる。義元は三河攻略のため安祥城を攻め、竹千代を奪還、制圧への足固めをする。一方、義元の下知により、雨山城に兵を向けた菅沼定村は、戦場で命を落とす。時代が大きなうねりを見せる第四巻。
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定村死す
2022/02/25 20:04
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投稿者:いて座O型 - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼少の徳川家康は人質交換でこんどは今川家へ行き、今川家の勢威は滔天の勢いで三河の諸家を巻き込んでいく。
この巻では、主役の一人の定村の死を扱っている。全体に定村については良く描いているとは思うが、それでも死の場面は犬死に的な印象はぬぐえず、実際はどうだったかはともかく、家の存亡の危機でもないところで命を落とすことの無念さがよく出ている。