はるまき日記 偏愛的育児エッセイ
著者 瀧波ユカリ
ドラマ化&アニメ化された『臨死!!江古田ちゃん』の瀧波ユカリはじめてのエッセイ集。2010年9月に生まれた娘、名付けて「はるまき」が、寝たきり乳児から走り回り乳幼児になる...
はるまき日記 偏愛的育児エッセイ
商品説明
ドラマ化&アニメ化された『臨死!!江古田ちゃん』の瀧波ユカリはじめてのエッセイ集。2010年9月に生まれた娘、名付けて「はるまき」が、寝たきり乳児から走り回り乳幼児になるまでを描いた育児日記には、子育てものに欠かせない「かわいい!」や「共感しちゃう~!」は存在しない。その代わり、乳児を抱える新米夫婦の大いなる妄想や現実逃避、大人のホンネが満載! スリル満点のおむつ替え、新しい授乳法「おっパブ」の開発、乳児に向かって時には歌い踊り、時には淡々と説諭する夫。飲む出す吐くしゃぶる寝る泣くを繰り返すはるまきの、突然やってきた赤子の宇宙人感や赤ちゃん特有のむっちり感……。はるまきの成長とともにつづった爆笑の育児エンタメ・ノンフィクション! 書き下ろしの4コマ漫画も収録。
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書店員レビュー

剥き出しな育児エッセイ
ジュンク堂書店三宮店さん
『臨死!!江古田ちゃん』でお馴染み瀧波ユカリさんによる“偏愛的育児エッセイ”。世の中に育児エッセイは数多くありますが、こんなにも笑えて、剥きだしな作品はそうそうありません!
妊娠や出産に関する可笑しな事、思わずツッコミたくなる事が、常にどこか冷静で独特な著者ならではの視点から、細やかに語られています。
出産を経験している人なら「私も(実は)それ思ってた(言えなかったけど)!」と、激しく共感しつつ、よくぞ言ってくれました、とスッキリする事も多いのではないでしょうか?因みに経験のない人は、爆笑しつつ、驚きの連続です。
“世間は既婚・子持ちの女性は菩薩のようであってほしいと強く願っているようだ。私の結婚や妊娠や出産は、あなた達が私を都合良く解釈するための道具ではありません。”
これは「結婚したら性格が丸くなったね」とか「妊娠してから顔が優しくなったんじゃない?」などとやたら言われた事に対する著者の言葉だ。思わずドキリとさせられる文章である。
確かにこういうセリフはよく聞くし、言っている人にはおそらく悪意もないのだろう。(寧ろ褒め言葉?のつもりかもしれない。)
けれど、度々言われる側からすれば、小さいけれど確かなストレスになる言葉なのではないだろうか。世間の勝手なイメージの押し付けである。そして、それは妊婦や既婚者に対してだけではなく、あらゆる場面で起こっている、うんざりする程よくある事だ。誰だって加害者にも被害者にもなりうるだろう。
こんな風にただ笑えるだけじゃない(笑いの連続ではありますが)、様々な事に気付かされ、考えさせてくれる一冊です。
文庫担当 Ⅰ
