紙の本
小説、短歌。
2016/06/17 12:35
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投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛を描いた短編集。歌人としてデビューした著者らしく、各編の最後に一首あり。短歌はあまりよく知りませんが、この最後の一首が効いてます。
紙の本
恋愛って
2015/11/05 13:08
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投稿者:akiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛ってうまくいかないんだよなぁ、と思わされました。この作品に出てくるような恋愛体験があるわけではないけれど、どこか分かるような。
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7人の女性の、それぞれの恋愛のかたちが描かれた短編集。わりと読みやすい文章だったので、さらりと読めた。理解できない部分もあったけど、それもまた1つの恋愛スタイルなのだと思う。
加藤さんの本は初めて読んだのだが、もともと歌人として活躍しているらしい。それぞれの章の最後におさめられた短歌が素敵だった。
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少し現実離れしている。ありえないだろうと思うけれど、ありえるのかもしれない。
好きな人との愛があるセックスが一番幸せであると再認識させてくれる一冊。甘エビのあのエピソードはよかったな。
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うぅ!ハッピーエンドが欲しい、!!!
幸せになれない女の子たちは辛い!!
この1本読んで今日は止めよう、と思いつつ、結局一気に全部読み終えた、
なんともいえない中毒性!
恋愛したい、、しみじみ
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小説の主人公たちと同じ体験をしたことがあるわけではない、それでも彼女たちが何に不安を覚えて、何に悲しむのか、言われなくてもわかってしまう。そんな加藤さんの小説の魅力を改めて感じる本。
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様々な普通とは決して言えない恋愛をする普通の女性(女の子)の短編集。
自分がその立場にいなくても、同じステージに立って共感しながら読んでしまう。
タブーと言われる恋愛かもしれないが、それでも愛する気持ちは一緒なんだね。
何が普通なのかわからなくなった。
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加藤千恵さんの本はいつも苦手なのに読んでしまう。いつも幸せになれない。今回は帯に惹かれて買いました。「みんながやっているような恋愛が、私にはできない。」私はこの中だったら華に似てるかも。
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好きという感情の分からない主人公の女性に自らを重ねて読んでしまった。
恋愛のカタチは人それぞれだが、
恋愛に時間を費やせる人生は、
少し羨ましいと思う。
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久しぶりに苦手な加藤千恵を読んでみたら意外とすんなりと読了。7つの作品が収録された短編集。どの作品もエロが散りばめられているのだが、どぎついものではないため、非常に読みやすい。いろいろな恋愛のかたちがあるなとしみじみしてしまった。
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性(一筋縄ではいかない恋愛)とモチーフとしての食べ物(果物が多いと思ったけど、読み返したらそうでもなかった)を結びつけた7つの短篇集。
最後の短歌が主人公の気持ちを表しているようで、余韻があった。
どの話もさらりと読めるようで、ちくっとするような切なさや痛みを感じた。
些細な不安の描き方とか、好きの感情とか。
1番印象的だったのは「夏は終わる」。
フェスという単語に懐かしさを覚えつつ読んでいたら、だんだん異常な話になっていって、終わり方が切なく感じた。
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加藤千恵さんによる初の官能小説。
直接的な表現ではないが、性交に関する描写が多い。短編集になっているので読みやすかった。
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加藤さんの短篇集はきゅっとつまってまとまりがあります。
今回は今までの作品より官能的でした。
7人の主人公はそれぞれ抱えているものがあって決して幸せと胸を張って言えるわけではないけど、恋人のようなそうでないような相手と関係を持つ。
状況も年齢も様々だけど、抗えない衝動だったり、逆に諦めの境地でそうしたり。
艶っぽくってちょっと切ない話が多かった。
最後の短歌も核心をついていて
グサリと刺さります。
さらりと読める作品。
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しょっぱいキス…舌が入れば思考は停止する。
靴下を履いて眠る…最も理解できないし経験もできないレズはお手上げ。
門限のない日に…ちょっとした火遊びから底なしの不倫ワールドが始まる。
特別にならない…誰にも帰属しない猫のような生き方だけど、これが本来の人間の生き方かもしれない。
すべてオールぜんぶ…叔父とのタブーな関係なのに後ろめたさは皆無。
誤解しつづけて…甘えているだけに見えるし誤解するほど理解していないように見える。
夏は終わる…なかなか凄い性描写だった。雷に打たれたようなハードな快楽では女は飽き足らず進歩のない男に失望する。
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☆門限のない日に
こんな風になんの違和感もなく、するんと恋に落ちる。
きっと、そうあることじゃない。
なのに、その相手にはもう奥さんがいて、さらにもうすぐこどもが生まれるなんてわかったら…
ちょっとどころか大分落ち込むわあ。
それにしても相手の男の人、平気で人を傷つけるタイプ。